春の甲子園
少し日が経ってしまいましたが、先週の展示会の報告です。
ぐるぐる廻ってきました。
全く個人的な観点からですが、気に行った商品というのを ぽつぽつと
ご紹介させていただきます。
その1
杖=オルトップコンフォ-トケイン杖(川村義肢株式会社)
にぎり手の形状が丸く(真上から見ると壺みたいな形)
ゆったり握れ、手首や指先に余計な力がかからないようになっています。
とても軽い。
一本杖(240g程)と 伸縮式(250g程)。
杖にかなり体重をかけて歩行される方には 一度お試し頂きたいと思いました。
その2
靴べら(パシフィックサプライ株式会社)
言葉で説明しにくいですが、クリップタイプの靴べらです。(特許出願中とのこと)
靴のかかと部に挟み込んで そのままツルンと踵を滑らせて 靴を履きます。
普通の靴べらなら、立って靴に靴べらを差し込んで 足を入れる・・・となりますが、
こちらは、先に靴に取り付けるので、好きな姿勢で(立ってても座っても)足を入れられます。
踵を滑らせる部分は通常より幅が広いので(約6cm)確実に足が靴に入ります。
(長さは約10cm)
介護用の靴というと、指をかけやすいように踵に大きなループがついていることがよくありますが、
脱ぎ履きする時以外は不要ですもんね・・・
どなたでも、靴を履く人であれば あったら便利なものと思いました。
(個人的には 今回のイチオシ)
価格は会場では税込1,050円で販売されていました。
選考基準がどんどんマニアックになりますが・・・
その3
段差解消機Flex Step(デンマーク製品 代理店=広洋産業株式会社)
スイッチを押すと、階段が平らになり、段差解消機になります。
(エスカレーターの上りグチ降り繰りグチで階段が平らになっていく あの感じ)
スロープを付けるには 1mの段差解消のためには少なくとも7~12mの距離が必要ですが、
なかなかそのスペースを一般の住宅で確保することは難しいです。
通常の段差解消機を設置すると、他の家族は 残ったわずかなスペースで
上がり降りをするのが一般的でした。
美観的にも とても素敵な段差解消機でした。
(木調、両側手すり付き)
以降、また おいおいご紹介していきます。