ディフェンス
ダックス先生の鹿島さんが、「せんせいあのね」で書きだす作文教育を
広めたという新聞記事を読んだ。
・・・1978年に初めて小学校1年生を受け持って あのねちょう教育に取り組んだ・・・とある。
あれっ?
私が小学1年生だったのは もう少し前。
担任の岩本先生が、授業中にプリントが早く出来た子は、
裏に「せんせいあのね・・・」と、
なんでもいいから書きなさいといつも言っていた。
毎日毎日書きたいことは山ほどあった。
友達のこと、家のこと、
早く裏に書きたいから サササっと表を書きなぐって叱られた覚えもある。
裏に書ききれなくなって 表の余白にまで書いたこともあった。
(モノ持ちいいので そのプリントも何枚か綴じて まだある。)
あくまでメインは裏。(表の点数は記憶なし)
あの先生達が使っていた独特の赤色のペンで
(家にある赤ペンで学校ごっこをしても 微妙にちがって不満足でした。)
大きな花丸がぐるぐる書いてあるのがうれしかった。
「子どもたちが 鋭い観察力や豊かな表現力を身につけていく・・・」と
記事にある効果の話は別として、
ネタを拾っては毎日プリントの裏に「せんせいあのね・・・」と書いていた。
このコラムと同じやん・・・
まさに 今のわたしにとっては これが「あのねちょう」です。
岩本先生 見たら どう言わはるかな・・・