クリスマスの電飾
今年 友達の子供が何人か 中学を卒業する。
親である友達は、すっかり普通にご父兄席の似合う十分な大人になっているけれど
思いだしてぱっと浮かぶ顔は、やっぱりまだ 制服を着て走り回っていた中学時代の顔。
そんなに遠い記憶でもない気がしているのは 私だけか・・・
久しぶりに 自分の当時の「サイン帳」を開いてみた。
なつかしい名前。
カラフルな色ペンで丸文字があふれている。
『愛羅舞優』、『努璃意夢』などなど
エイゴに漢字を当てるのが 流行っていたなあ
なんて読むのか もうわからん言葉もいっぱいある・・・
先生がたに書いてもらったページ。
その当時の私にとって ずっと先を歩いている『大人』達からの メッセージがいっぱい。
あんまり しみじみと読んだ記憶はなかった。(謝~)
それよりも 離れ離れになる友達に想いがいってたんやろうなあ・・・
数学の先生からは「坂部智子を now から die まで ∫(積分)したら = ∞(無限大)」
やと、お~ ようやく意味が分かった数式が書いてあった。
(高校生で 気づいたっけ・・・・???)
美術の先生からは「一本の木の中に人生を見よ!」と 芸術的な(当り前か・・)大樹の絵。
ファンやった、バレー部(私はバスケ部)の顧問の先生(さわやかでかっこよかった)からは
「女の子は かわいいにかぎるぞ!」と 今読むと 奥の深さに感動することが書いてある。
他にもいっぱい、それぞれの先生らしい言葉達。
なつかしい。
贈っていただいた素敵なメッセージ。
心にしまっていたけれど、取り出すことを忘れて過ごしてきてしまった年月。
遅くないね。
改めて しっかり受け取りました。
贈られた あの15歳から、今 そしてこの先に続く道を
歩いていこう。