ケアマネ試験 実践編の前 その2
ものを飲み込むという 高度な技を
ふつうは何も考えずにやっている。
私が、寝たきりの時、食事を摂ることより、飲み物を飲むことの方が
難しい作業でした。
飲み込まない限り、 液体が口の中にあふれてくる。
食べ物は噛んでいたら 多少は勝手に食道に降りていくこともあり
もごもぐ ごっくん を自分のペースで出来さえすれば
なんとか食べられた。
水分は、最初の 吸い込む時が 大変(首の力がないのでストローで飲んでた。)
肺活量も弱っているので えいやっと吸い込まないと、口まで上がってこない。
けど、そのまま吸い続けると気管に入り、むせてむせて大変になる。
(下手すれば 呼吸困難になり マジにやばい)
そこで、液体にとろみをつけて ゲル状にして摂取するための
「とろみ剤」の登場です。
最近は、においも風味も変えずに、溶かす量を調整することで、
様々なお好みのとろみ加減にできます。
とろっとした冷たい麦茶、とろとろのコーヒ牛乳なんてのもできます。
気管に入るリスクを抑えて、この夏場の水分量を少しでも確保するために
もし飲み込みにくいという方がいらっしゃったら お試しくださいませ。