にんまり
月末
雑務に追われ あっというまに 時間が過ぎる。
昨日おとついと、山深い 奈良の吉野を駆け回っていた。
夏の本番では 4泊5日間のキャンプの下見に行っていたので
2日間に凝縮して 場所の把握、安全確認、野外技術の実戦トレーニング
キャンプの土台、一瞬一瞬に張り巡らす意図の共有 などなど
様々な職業の大人たち 総勢35名が 陽と火にまみれ 汗だくで取組んだ。
駆け回ってはいたけど、時計の時間ではなく
日差しの傾きや 雲の動き、風の温度、湿度、
五感が感じるままに 受け取って過ごしていたので
日常の慌ただしさとは まったくちがった。
腕はかなり日焼けした。
記憶にはないのに 足にあざが 大中小点在してる。
今年初参加した仲間が言った。
「離れている場所で それぞれが担当する役割をはたしている。
何をしているのかは 実際にはみえないけど、
全体がきちんと機能していることを創るには、
今ここで自分が自分の役割を責任もって果たすこと」
大人がつくっている世界。
なにができるんやろうか と止まるのでなく、
何かは出来る。
今ここの最善を 自分がつくること
その積み重ね。
静かに熱く 胸に落ちた。