防犯監視カメラや無線オートロック・電磁錠などを幅広く取り扱うセキュリティーの総合商社（1/3）

設計、施工、販売までワンストップで対応し、実稼働まで責任を持つ

　近年、強盗などが日本各地で発生し、盛んにニュースで報じられています。財産や命を脅かす凶悪事件はもはやひとごとではなく、家庭やオフィス、店舗、倉庫などの防犯対策が急務となっていることは言うまでもありません。

　神戸市の「トーカイセキュリティ」は、監視カメラやデジタルロックなどを幅広く取り扱うセキュリティーの総合商社。代表の淺井達司さんは、ニーズや時代の変化に応じたアドバイスを通じ、企業や個人の安全性の確保に尽力しています。

　「私どもの強みは、防犯システムの販売や設計・施工をワンストップで行えること。デベロッパーが企画し、元請け、下請けが現場を担う建築業界と同様、我々の業界も分業である点が多いのですが、当社では営業、工事双方で社員を揃えています。多品目の商材を扱っていますが、装置の稼働まで責任を持ち対応いたします」

　淺井さんが最も大事にしているのが、顧客とのコミュニケーション。客先に出向き、実際に現地を見て話を聞くことで課題を明らかにし、個々に応じた解決策を提案しています。
　対面重視の姿勢はメーカーなどの取引先に対しても変わらず、オンラインの打ち合わせは必要最小限にとどめているとか。「私は神戸が拠点ですが、東京のお客さまでも呼ばれればすぐ駆けつけるので、東京に住んでいると勘違いしている方もいるほどです」と笑います。

　神戸本社のほか、大阪府堺市、愛知県名古屋市に営業所を、東京都中央区に支社を構え、近畿、東海、関東をカバー。それ以外の地域は協力業者が請け負います。

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