オートロック玄関の落とし穴

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

玄関の進歩はすさまじく、断熱性気密性もさることながら
自動車のようなポケット―やカードキーが主流になっています。

ポケットキーはポケットに鍵をしれておけば、ボタン一つで鍵の開閉ができます。
荷物が多い時や雨でかさをさしている時など便利な機能です。

カードキーはカードを玄関のセンサーにかざすと開閉ができます。
イコカやピタパなど電車に乗るときに改札で使うようなイメージです。
メーカーによってはクレジットカードを登録できるものもあります。

最近では指紋認証の鍵も出てきました。
防犯機能が日進月歩で進んでいます。

しかし、注意点が一つあります。
自動ロックを解除してください。

新築でもリフォームでも納品時の多くがオートロック機能をオンにした状態で
届きます。
オートロック機能とは一定期間鍵の開閉をしない場合、勝手に鍵がかかります。
便利なようですが、少しお庭の手入れをしたい、車に忘れ物をしたときに、鍵を持って
出ないと、タイミングによっては玄関のかぎがかかってしまい、室内に入れなくなって
しまいます。
最近の玄関のカギは町の鍵屋さんを呼んでも開けることができません。破鍵といって、
鍵を壊すことになります。
おおよそ10万以上の費用が掛かります。

ですから、設置時に工務店さんにお願いをしてオートロック機能を解除してもらうように
していただいたほうが良いと思います。
お施主様自身でも設定できるのですが、セキュリティのことですから手順が多いです。
私も何回か設定したことがありますが、スムーズにいかないこともあります。

自動ロックは便利な機能ではあります。鍵の閉め忘れがなくなります。
お出かけ先で、鍵を閉めたかどうか不安になったことが1度はあると思います。

利便性が高い機能でありますが十分注意して採用してください。