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西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

子供部屋は必要?

西浦嘉宏

西浦嘉宏

テーマ:新築 リフォーム

おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

せっかく新築するのですから、お子様にも個別の部屋をそれなりの大きさで確保したいし、今後、子供も増えるかもしれないから、そのための部屋を用意しておきたい。



お気持ちはよくわかります。それでも本当に必要か検討してください。
子供部屋が必要になるのは、およそ8歳から18歳の10年間。22歳まで使っても14年間です。
新築であれば、今後50年近く使う住宅において、10~14年しか使わない部屋に大きな比重を置くのは考えるところです。
もちろん、そのあとも使うことはあるとは思いますが、物置もしくは開かずの部屋になっていることが多くあります。

また、最近ではリビングや広いスペースを確保しておいて、子供や親の雰囲気を関しながら学習をするほうが学力があがるという話もあります。実際に統計を取るとリビングで勉強をしていた人は過半数に迫る数字が出ています。
リビングにカウンターを設ける仕様も増えています。



しかし、これは日本の住宅事情にも影響されている数字のような気もします。
学力のことは別としても、実際、子供が独立すると部屋が荷物スペースになったり、空き部屋としてそのまま残るなどしています。
2階にフリースペースを設け家具で分けたり、多用途を検討して配置することが求められます。


また、リビングやフリースペースで学習するにしても快適空間になるよう空調や動線を考慮しないと集中できない場所になってしまいます。
在宅でお仕事をされる方も増えてきているので、併用できるようにプランするのも一つの方法です。







お子様が巣立ってもご夫婦の趣味に活用できる大きさにするなど、少し先を見て配置をしたほうが良いかもしれません。

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西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

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