洗面脱衣室で完結する動線

2024年3月27日公開 / 2024年3月28日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

前回、書きましたがベランダがなくなってきたことで部屋干しが中心に
なっています。
そこで、最近増えてきているのが洗面脱衣室で完結する動線です。

服を脱いで洗濯。
洗濯物を乾燥もしくは洗面室及び浴室で乾燥
そして収納
洗面脱衣室で着替える。

この繰り返しです。有効に機能し始めると便利な動線です。
特に奥様には人気のある間取りです。

この動線を検討する中で注する点は収納と乾燥させる場所の確保です。
洗濯機の乾燥機能を利用する場合でも乾燥機能を使えない衣類もありますので
洗濯物を干したままでの洗面所が利用できるようにする必要があります。

収納に関しても必要とされるスペースは1畳くらいのスペースは最低限必要です。
また、年頃のお子様がおられるなど家族構成によっては、無駄なスペースになって

一般的な洗面脱衣室は2畳程度です。
それに収納と乾燥スペースを加えると、凡そ4畳ほどのスペースが必要になります。
間取りを計画する中で他のスペースに影響を与える大きさですから、他の部屋との関係性や
優先順位を検討する必要があります。