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西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

トイレに窓は必要ですか?

西浦嘉宏

西浦嘉宏

テーマ:注文住宅

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

トイレに窓は必要でしょうか。
当たり前のようにトイレに窓を配置していますが、建築基準法などの法令上の
規定はありません。換気扇があれば窓は不要という要望も増えています。



窓があれば自然の光が入ることで昼間は明るく、照明をつけることが不要ですから
節電になります。
窓を開ければ換気もできます。トイレは狭い空間になりがちですから窓があることで
閉塞感も緩和されます。

デメリットもあります。
まず、防犯です。
トイレは比較的建物の裏面や奥の人の目につきにくい箇所に配置されます。
そのため、トイレの窓が大きかったり閉め忘れていると人の侵入しやすいといわれています。
面格子など、以前の商品に比べると外しにくくなっていますが、それでも不安はあります。

また、都市中心部などは隣の住宅が近いため、採光・通風が期待できない場合もあります。

窓をなくすことで建築コストは間違いなく抑えることができます。
しかし、それで快適な空間がなくなるのはもったいないことです。
全体のプラン・予算を検討してバランスよく検討することが大事です。

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西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

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