平屋住宅の気になる10のこと。その4

2024年3月29日公開 / 2024年4月1日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/（株）匠人の西浦です。

平屋住宅の気になるところ。今回は防犯性です。
平屋は1階にLDKや寝室などが集まりますのでどうしても窓の数が多く、大きさは大きくなります。
そのため、防犯性が低いといわれています。

なぜなら、空き巣のほぼ半分が窓から侵入しているからです。
1階に大きな窓が集中し、2階のように万階一にも上から発見されることがないため、防犯性が低いといわれています。

しかし、この説はあまり根拠のない話になりつつあります。
最近の窓は防犯性も高く、簡単に鍵を開けたり窓を破壊することはできません。
また、そこまで侵入するまでに、この家は侵入が難しいと印象付ければ空き巣に入られる可能性は
低くなります。

セキュリティ会社に依頼してセンサーを設置してもらうのも方法の一つですし
外構で工夫するのも良い方法です。
植栽やフェンスや塀で道路側から敷地内が見渡せないようにするのが効果的ですし
内部の景色が外から確認できる透け感を意識することも大事です。

平屋だから空き巣に入られやすく、2階建てだから入られないということではなく、防犯を意識していますと外からわかるようにしておくことが大事です。