Mybestpro Members

西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

平屋住宅の気になる10のこと。その9

西浦嘉宏

西浦嘉宏

テーマ:注文住宅

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

平屋住宅の気になるところ。今回は居住者のプライバシーです。
床面積を有効に活用する必要がありますので、各個室への動線がリビング経由に
なることが多くなります。



登校・出社・帰宅の際に必ず顔を合わせることになります。また、各個室も近い配置になりますので家族の行動が分かりやすくなります。
合わせて。LDKが一番広く快適な空間になることが多いですので自然と集まるようになるようです。

そのため、2階建てなどと比べて個人のプライバシーを確保することは難しくなります。
夜勤があるなど、生活リズムが全く違う家族がいる場合は動線やお風呂・トイレの配置を
十分に検討しておかないと生活しづらくなります。
廊下を設ける余裕のある配置であれば、それも対策の一つとしても有効です。
屋根の高さを少し高めに設定することでロフトを設けて、ここに子供部屋を配置するのも
スペースを有効に活用できます。ただし、この場合は2階建ての申請になります。

反対にほとんどの間取りはLDKを経由しますから、必ずと言っていいほど毎日、顔を合わせことになります。

家族間のコミュニケーションがとりやすくなります。

プライバシーの確保とコミュニケーションは相反する要素ですが、うまくミックスして両立するようにプランニングすることが大事になります。






リンクをコピーしました

Mybestpro Members

西浦嘉宏
専門家

西浦嘉宏(建築士・建築施工管理士)

株式会社匠人

2級建築士・一級建築施工管理技士としての豊富な経験を持ち、施主の思いを最大限に汲んだ新築・リフォームプランを提案。技術力の高い職人ネットワークをいかし、高品質の工事を実現する安心安全な施工が強み。

西浦嘉宏プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

確かな技術と経験で施主の夢を実現する住空間のプロ

西浦嘉宏プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼