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コラム
床が傾いていても、突然家がたおれるわけではありません。
2024年4月6日 公開 / 2024年4月7日更新
おはようございます。
サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。
最近、立て続けに問い合わせがありました。
「床が傾いているから家が倒れるといわれたが本当か」
「和室の畳がふわふわするのだがだいじょうですか」
2件ともお伺いさせていただき、床下など調査の結果、構造上の問題はありませんでした。
築年数が伸びていくと人が良く歩くところ・座るところ・集まるところなどは劣化していきます。
一番わかりやすいのは水廻りです。その都度、拭いていても次第に劣化していきます。
床なども荷重がかかるところは同じように劣化していきます。
フローリングの床や畳がふわふわしたり、敷居部分が揺れるなどしてきます。
耐震や構造の劣化に特化して考えると注意しないといけないのは傾きが止まっていないときです。
昨日より今日、今日より明日。傾きがきつくなっている時は要注意です。
また、外壁にひび割れが生じたり、窓が開かなくなったりしてきます。
気になる点があれば、専門家などに相談して調査してもらうことも大事ですが、
定期的な検査のほうが大事です。理想は1年ごとなどの期間を定めて専門家に見てもらうことですが、自分自身で見て回ることでわかることもあります。
「去年、こんなところにひび割れがあったかな」「外壁の色が薄くなってきたな」「床がふわふわするようになった」など以外に気が付きます。
人間でも年に一回健康診断があるように、家も定期的に検査することで大事に至る前に予防できることもあります。
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