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気密性と換気

2024年2月26日 公開 / 2024年2月28日更新

テーマ:新築 リフォーム

コラムカテゴリ:住宅・建物

おはようございます。

サイエンスホーム西宮六甲店/(株)匠人の西浦です。

「気密性・断熱性の高い住宅は酸欠になりませんか」
最近、増えてきた質問です。

なりません。

法律によって、家や部屋の大きさにより換気量が決められており、機械・自然換気と方法はありありますが空気を取り入れる開口が空いています。

気密測定の際は、そこを塞いで測定をします。
ですから、酸欠になることはありません。

開口あるなら気密測定など意味がないように思いませんか。私は思っていました。
しかし、これは意味があります。気密が高いので温度を維持するのはもちろんですが、空気の動きが良くなります。
気密性と換気の説明で、よく用いられるのがストローです。ストローは上下2か所しか空いていないので勢いよく吸い込むことができます。ストローの途中で穴が開いていると途中で空気が漏れて吸い込むことができません。



気密性の高い家は効率的に空気の入れ替えができるため、温度変化も起きにくいのです。

この記事を書いたプロ

西浦嘉宏

確かな技術と経験で施主の夢を実現する住空間のプロ

西浦嘉宏(株式会社匠人)

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