「供養」習慣が「やさしさ」育てる
ある程度のイメージを私共にお伝えいただき、少しずつ詰めていった結果、
出来上がったデザイン墓です。
長年、連れ添われた奥様の為に残されたご主人が色々と考えられました。
ご自分の想いが形になった事をとても喜んでくださいました。
本当にありがたい。
ご夫婦一緒に3人のお子さんを育て上げられた事を私に話してくれました。
お盆や彼岸という時だけではなく、時々来られ、花を手向け、線香を焚き、その前で30分ほど
タバコを吸って過ごされるそうです。
きっと色々な事を話しておられるのでしょう。
いつも清々しい御顔でご挨拶いただき帰られます。
一見すると亡くなった奥様の為に、ご主人がお墓を建てた、ですが、
お墓はそれだけじゃない。残された者の安心の場であり、やはり拠り所なんだろうな、
と改めて教えていただく風景です。