洗面・浴室リニューアル その3
須磨のリフォーム現場です。
解体工事が終わり、新しいお風呂の工事がスタートしました。
まずは防水のための下地づくりです。
左官屋さんがモルタル(セメントに砂と水を混ぜたもの)を塗って段差をキレイに均していきます。
防水下地が終わりました。
黄色いパイプの隣りにはブロックを積んだ腰壁も出来上がり、その上には溶接用の鉄筋が刺してあります。
この後1~2日間下地を乾燥させます。
いよいよ防水工事の始まりです。
今回は2階のお風呂ということで、信頼性の高い「アスファルト防水」を行います。
まずはアスファルトプライマーという接着剤を塗ります。
アッという間に真っ黒けになってしまいました…
それにしても住宅でアスファルト防水までするのは久しぶりです。
最近はユニットバスの普及で、在来工法のお風呂はめっきり少なくなりました。
しかも2階に在来工法のお風呂があるのはかなり稀なケースです。
翌日から本格的な防水作業に入ります。
溶かしたアスファルトの蒸気で室内は真っ白です…
約250℃という高温でアスファルトを溶解しますので、その熱気は相当なものです。
しかもアスファルト独特の臭いも発生しますので、換気しながら作業を行います。
作業が終わって煙が晴れ、ようやく視界が開けました。
防水の表面にはラスという細い金網を張り付けています。
アスファルトの表面はつるつるしていますので、次に塗るモルタルが良くひっつくようにするためです。
ということで、今回もガッツリ工事写真の連続でした…