小学生でも大丈夫です

2020年3月2日公開 / 2021年3月1日更新

テーマ：ジュニア

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：キッズコーチング、ゴルフ上達法

かわいいハードヒッター

今回は小学2年生のお嬢さんです
Rちゃんは小柄ですが、とても明るく元気な女の子
レッスンに来始めてまだ2ヶ月目ですが、どんどん上手になっています
小さな体を目いっぱい使って、この年齢と体格からは信じられないほど飛ばします
フィニッシュでピョンと右足が上がるのがカワイイですね（笑）

このテイクバックは、セオリーに沿えば『いわゆるダメ』な上げ方です。
しかし私はこれを否定しません。
お子さんのスウィングは、これからどう変わるか分かりません。
いま上手に打てているものを『こうしないといけない』と制限してしまうと、お子さんは面白くなくなってしまいます。
そうすると、せっかくゴルフに対して興味を持ってくれたのに、嫌になって辞めてしまうかもしれません。
もちろん体に負担がかかり過ぎて、危険があるような打ち方をしたら直しますが、それ以外ならお子さんの好きにしてもらっています。
Rちゃんの場合、体に無理な打ち方ではありませんから、直すことはしないのです。

ご覧頂けばお分かりの通り、グリップエンドがスウィングセンター（鎖骨と鎖骨の間・喉仏の下あたり）の前にあります。
これは体の回転と、クラブの動きが一致していることを示しています。
だからRちゃんは、飛ばすことができるのですね。

大人顔負けのインパクトです！
7⇒8⇒9と、すべてのカットでグリップエンドがスウィングセンターの前にあります。
また9では、右足を蹴っているのが分かると思います。

10では右足の蹴りがはっきり分かりますね？
この後、勢い余って右足がピョンと上がるのはご愛嬌です（笑）
しかし、これは左への体重移動ができているからであり、スウィングとしては素晴らしいものなんですよ。

大人から見れば大した数字ではないように見えますが、10歳にも満たない子どもさんにしてはすごくいい数字が出ています。
特に打ち出し角の数字は、中々球の上がらない方が多い中、素晴らしいです。
スピン量も出ていますしね。

いかがでしたか？
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