初ラウンドでパー。2回目のラウンドでバーディーを奪取しました!
スウィングの分析
100日で100を切った人でも、ちょっとしたことで始めたばかりのスウィングに戻ってしまいます。
前回96で廻ってから、たったの10日でこうなります。
今回はすずらんゴルフ場(神戸市北区 しあわせの村内)でのショートコースレッスンです。
第1回目は、100日で100を切ったOさんです。
この日のOさんのテーマは『アプローチ』
アプローチそのものは上手くいきましたが、ティーショットではまるで始めたばかりのようなスウィングに戻ってしまい、悪戦苦闘されていました。
ではいつものように解説をしていきましょう。
1のセットアップは問題ありません。
やや右ひじが突っ張っているのが気になると言えば気になるでしょうか。
しかそ2では体重が右に載らず、つっこんでしまっています。
3では縦の軸もひざのラインも向きが狂っていますね?
4では赤い線で示した方にクラブを動かさないといけないのですが、黄色い線で示したように直線的に斜め左下に向けてダウンスウィングしてしまっています。
5では黄色い線で示したように真下方向に動いているのが良く分かります。
このように右に載れず、軸も傾いたままスウィングしていくと、6のように青い線の所に軸が残ったままになりますから、リリース(手首の角度)も早くなり、タメのないスウィングになってしまいます。
7から9では、はっきりとすくい上げるスウィングになっているのがわかります。
10から12では、当コラムに初登場頂いた時のようなフィニッシュです(笑)
なぜOさんがこうなってしまったのか?
それは幾つか理由がありますが、最大のものは私が『8番アイアン以下だけで廻って下さい』と言ったことです。
届くかどうかわからない番手だけで廻らないといけない=『飛ばさないといけない』=『大きく振らないといけない』になってしまったのです。
テイクバックの振りかぶり過ぎを注意して廻れた3月22日は素晴らしいスウィングでしたが、そこの意識が飛んでしまった4月3日は振り上げすぎてしまってこんなスウィングでした。
アプローチが良かったのは、小さく振る意識を持てたからです。
皆さんも経験がおありだと思いますが、目標数値をクリアして喜んでいたら、次はまた大叩きして『あれ?』となったりしますよね?
これは技術的なことだけでなく、メンタルな部分が大きい大きいのです。
『前回こうできたのだから、今回もできないといけない』という『せねばならない』の意識が、普通のスウィングの邪魔をします。
毎回新しいラウンドなのですから、前回がどうではなく、今回は今回として気分を新たにプレーしましょう。
もしスウィングやクラブ。あるいはメンタルで悩まれましたら、是非オーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
貴方のお悩みにお応えさせて頂きます。
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