『○○せねばならない』とい強迫観念から自由になると、スウィングも自由になります
スウィングの分析
前回よりどこが良くなったのかの検証
スウェイを直したいMさんの場合
今回は、先日ラウンドレッスンさせて頂いた3名の方を解説していきます。
最初は右腰のスウェイを直したいMさんです。
上(赤字)が先日の時のもので、下(黒字)が去年のレッスン時のものです。
なお、番号が一致しておりません。解説の中で順次示していきますのでご了解ください。
赤の1はトップ。赤の2と黒の4はほぼ同じ位置で、切り返しのタイミングですが、黒の4より赤の2の方が回転が速くなっています。
この時点で黒の時のスウェイが収まってきているのが分かりますね?
Mさんのスウェイは、左腰からダウンスウィングを始動しようと意識しすぎて、回転ではなく横滑りになっていました。
そこで腰を廻すのではなく、手を振るように指導しました。手を振ろうと思えば、腰が廻らないと動きません。
だから敢えて『手打ち』を意識してもらい、動きすぎる下半身の動きをセーブさせたのです。
赤の3と黒の5はほぼ同じ位置ですが、赤の3では腰が止まりタメができていますが、黒の5では軸が逆くの字(青い線)になっていました。
赤の4と黒の6を比べてみると、赤の4はシャフトが立って降りてきているのに対して、黒の6はシャフトが寝ているのが分かると思います。
これもスウェイが収まっている証拠ですね。
赤の5と黒の7の比較では、赤の5では左の壁ができているのに対して、黒の7では紫の線で囲った部分のように横滑りが止まっていません。
赤の6と黒の8を見ると軸が流れている、いないの差は歴然と現れています。
赤の6では、きちんと上体が回転しているのが分かりますね?
この2回のレッスンの間は約1か月です。
1ヶ月の間にMさんのエラーの原因と対処法を考え、レッスンをし、これだけの成果が出せました。
やはり原因⇒機序⇒対処法⇒実施は大事だなと、つくづく感じました。
皆さんも、自分のエラーを根治させようと思われましたら、気軽にオーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
貴方の個性を活かしながら、問題を解決させて頂きます。