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コラム
初心者の方ほど、飛ばすことから覚える方がいいのです
2018年10月9日 公開 / 2021年3月1日更新
飛ばないとつまらないでしょう?
いくら真っすぐ飛んだって、飛距離が出ないと面白くないと思いませんか?
私がレッスンをしていて感じるのは、やはり飛距離を求める方がとても多いということです。
アプローチやその他のトラブルショットなどの対処を求めてこられる方よりも、『もっと飛距離が欲しい!』という方が圧倒的に多いのです。
キャリアのある方の話は今回置いておきます。
初心者の方に、どのようなレッスンから始めているのか?を書いていきますね。
それは長年見てきて、ある程度うまくなった時に『他の人より飛ばない』というのがゴルファーにとって大変なストレスになると感じているからです。
始めこそ『真っすぐ飛ばしたい』だけですが、すぐに『もっと飛ばしたい』になります。
その時、同年配の同じような体格で、同じくらいのキャリアの方よりも2番手も飛ばないと悔しいというより、焦りに近い感情が出る方が多いように見受けられます。
そこで、初心者こそ『まず飛ばす。方向よりも飛距離』という教え方をするのです。
なぜなら、真っすぐ飛ばすことを先にやって、あとから飛距離を伸ばすのは、その逆より難しい場合が多いからです。
飛ばしてから方向の修正の方が簡単にできる方が多いのは、経験上間違いありません。
では初めていきましょう。まずはグリップです。
これはいつも書いている通り、人間とクラブをつなぐ唯一の接点ですから、最も重要といっても過言ではありません。
前にも書きましたが、気をつけ!礼!をして、手をだらりと下げた時に、手のひらがどこを向いているかをチェックします。
その方向が、その人にとってナチュラルな向きだからです。
ナチュラルな手のひらの向きを意識してグリップを作っていきます。
次にひじです。ひじは斜めには動きません。
縦方向にしか動ないようになっている関節なのです。
この曲がる方向をきちんと意識してもらうことで、第1段階終了です。
次にやることは、『思い切り振る』ことです。
方向は無視。とにかく『クラブを振る感覚』を覚えてもらいます。
球がどこに飛ぼうが無視! とにかく勢いの球が打てることです。
トップしようがダフろうが構いません。
引っかけようがプッシュアウトしようが構いません。
極端な話、クラブに振られてしまってもいいのです。
空振りしたって全然かまわないです。
思い切り振ることで、体が廻る(捻転する)感覚だとか、慣性モーメントでクラブが加速する感覚だとかが、おぼろげながらも感じることができるようになるからです。
もちろん、その都度グリップとひじの曲がる角度についてはチェックします。
この2点がきちんとできていれば、次第に勢いのある球がまっすぐに打てるようになってきます。
今までにもあったのですが、この段階で『真っすぐに打てない。まっすぐ打つことを教えてくれない』と辞めてしまわれる方があります。
これは個人の感覚ですから、私がとやかく言えることではありませんが、正直言ってもったいないな!と感じます。
ちゃんと最初に、前述したとおりのことを説明しているんですよ。
『最初は真っすぐ飛ばなくても、気にしないでくださいね。飛距離が出るスウィングになってから、方向は出せるようにしますから』って。
でもやはり、そこが我慢できないんでしょうね。
一度ならず言われたのは『飛ばしたいのは当たり前やけど、同時に真っすぐ打てるようにしてくれ!』です。
どなたかそんな器用な教え方ができる人がいるかもしれませんが、私には無理です。
まず飛ばす。次に方向性を良くする。
このように順番に進めることしか私にはできません。
ですが、この教え方についてきてくださった方は、皆さん一様に『最初に飛ばす打ち方を教わっていて良かった』とおっしゃいます。
特にある程度年齢が上になってから始めた方は、『他の人(仲間の方など)より飛ぶと、気分がいいです。またコンペなどで上手い方と廻っても、あまり引け目を感じずに済みます』と言われる方が多いですね。
まず飛ばす。次に真っすぐに打てる。
これが私の教え方です。
できないことを無理にやらせることは、決してありません。
今できる範囲で、最大限のことをして頂くだけです。
もし、もっと私のレッスンをお知りになりたければ、無料体験レッスンにお越しください。
もっと詳しく理解して頂けると思いますよ(笑)
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