永井あゆみプロのご紹介
いつかは必ず発生する災害。必ず予防して被害を最小限に抑えることが当たり前の世の中に(3/3)
自分たちに必要なものは何か、環境などと照らし合わせながら考え、選択していくことが大切
地球の温暖化が進む昨今、毎年のように集中豪雨やゲリラ豪雨による風水害や土砂災害、記録的な猛暑の中で熱中症による被害がニュースで取り上げられています。日頃の対策や発生時に取るべき行動は、災害の種類や地域環境によっても異なってくると永井さんは指摘します。
「水害が考えられる地域では、まずはその場所から逃げなければいけません。持ち出せないほどの備蓄品を抱えるのは現実的ではないんですね。また性別などによっても避難時に必要となる備品は異なりますから、市販の災害キットで事足りない物も多いです。過去のデータや経験知はもちろん大切ですが、気候変動が叫ばれる中にあって、今後どういう被害があるかは未知数。だからこそ、自分たちに必要なものは何か、環境などと照らし合わせながら考え、選択していく力が求められるのです」
永井さんは、子どもや高齢者、ハンディキャップのある方といった災害弱者へのサポートにも力を入れていきたいと語ります。
「医療機関、介護・福祉施設などにトータルコーディネート防災が浸透すれば、地域としての対応能力も上がりますし、地元の人たちの意識も変わってくるでしょう。企業の防災力を高めるために、NPOを立ち上げて資格のようなものを作りもしています」
取り組むべきテーマとして認識しつつも、人材や費用、時間、ノウハウがないと悩んでいる企業に向けて「自然は私たちの都合に合わせてくれませんので、ぜひ当方にご相談ください」と呼び掛けます。
(取材年月:2023年3月)
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