音楽の豊かな世界をたくさんの人に知ってもらえるよう、独自の総合実技教育法を考案（1/3）

音楽の超基礎レッスンと、目的別のクラシックピアノレッスン、発声指導、リズムトレーニングを開講

　「時には繊細に、時には力強く、豊かな情感で私たちの感性を刺激する音楽の素晴らしさを、多くの生徒さんと分かち合いたいですね」

　そう話すのは、兵庫県神戸市を拠点に音楽家として活動する元榮正信さん。ピアノ、打楽器、声楽と広くカバーし、クラシックをはじめ、ジャズやロックなどに触れてきました。
　講師としての実績も持ち、自身が培った経験知をもとに、子どもから大人まで、初心者も上級者も取り組める音楽総合実技教育法を考案。2023年夏、実践の場として、25年間続けてきた音楽教室をリニューアルオープンしました。

　「グランドピアノを用いたレッスンと、オンラインもしくは対面で音楽の基礎を習得できるレッスンを展開しており、マンツーマンでレクチャーいたします」

　内容は、生徒の目的や習熟度に応じて細やかに調整。趣味でピアノに親しみたい、音楽大学へ進学したいなど、それぞれの要望に応えています。

　また、家にピアノがなくても、鍵盤ハーモニカや卓上鉄琴、キーボードアプリを使って、音楽センスを養うことができると言います。
　「単純な動きを繰り返すことが、正確な演奏テクニックの習得へとつながります。体を使ってリズムを線で捉えられるようになると、簡単な音を組み合わせるだけでも楽しく、さまざまな楽器や歌に共通する『リズム・メロディー・ハーモニー』の3要素を磨くことができるんです」

　音楽そのものを大好きになってもらうことを心掛けている元榮さん。心に響く音色を届け、深遠な世界のとりこになるようなカリキュラムを準備しています。

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【次ページ】音大卒業後、ピアノ、打楽器、歌の指導、作曲など多岐にわたる活動を展開

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