間知石の種類
これは2019年に岡山市で採石されている万成石の丁場にお伺いした時の写真です。
万成石は岡山県で採石されています。歴史は1830年ごろがスタートなのだそうです。本格的な採石は昭和に入ってからで、11ヶ所の丁場が出来て、主に建築材として使用されていました。
現在は2ヶ所の丁場で、主に墓石材料が採石されています。
岡山市内が見渡せる景色。周囲には数多くの原石が積み上げられていました。
岩盤に数多くの穴を開けて、その穴に発破(火薬を詰めて爆破)して原石を取り出します。
見た目は「茶色い・錆色」ですが、割った中は「ピンク色」です。私達は「桜みかげ」と言っています。とても綺麗な色合いで、本御影石ともよく似ています。
万成石は墓石にもよく使われていますが、今回は自然石を探しに行きました。
たくさんの自然石が積み重なっています。「気になる石があれば出しますよ」っと言われ石を探していると巨大なバックホーが登場しました。
大きなハサミが付いていて・・・何と12トンまで掴むらしいです。巨大な石をあっという間に除けていただき、気になる石を2~3個出してもらいました。
この石が第一候補です。約3トンの重さです。お客様に気に入ってもらえたら購入します。