樹木葬とはどんなもの?丹波でもあるの?
最近では少なくなりましたが「夫婦墓(位牌墓)」がたくさん並んでいるお墓の仕事をしました。
お墓の作り方では「本式」と言われます。最近の『◯◯家先祖代々の墓+戒名板』は、これの「略式」の形です。
本式の場合にはそれぞれの墓石にお花と線香をお供えしますが、そうすると沢山の数のお花が必要になります。例えば、墓石が5基建っていたらお花は10束も持って行かなくてはなりません。花立の間に汚れもつきますのでお掃除も大変です。
そんな時は、このかたちをお勧めします。
お墓の入り口左右に「線香立・ロウソク立・花立」を付けることです。これで全体のお墓にお供えする形となります。これなら花は1付で済み、お掃除もやりやすくお墓参りも苦になりません。
さて今回のお墓は、昔の古い墓石は台石の二段目を取り除いて設置しました。左に建つ新しい墓石は、台石を通常より小さくして墓石の高さを低く抑えました。
仕上げてみて、とても上品なお墓となりました。また、空きスペースには「石んこ地蔵」を置きました。とてもやさしい「ホッとする」お墓に仕上がりました。