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清水正樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

64 付加価値 購買と調達、そして資材業務で思うこと

清水正樹

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テーマ:企業考察

購買と調達の違い

こんな見出しのネット記事をみて、JISの「購買」と「調達」の定義を調べてみました。

そこには業務範囲が広いのは「調達」だと書いてあり、つまりこういうことです。

               購買 ⊂ 調達

会社によって「購買部」、「調達部」、「資材部」と呼び名は違いますが、モノづくり企業ならどこもその業務に大差ないと思います。(以下、「購買部」で一本化します)


「購買部」は事業内容やその規模、人数によって若干業務範囲は異なるでしょうが、生産に遅延することなく部材を手配する業務はどこも共通だと思います。
もしそこに違いが生じるとすればそれは「購買部」に求める役割の差ではないでしょうか。

みなさんの「購買部」はどんな業務をこなされていますか。

私は転職経験がなく特定企業の「購買部」しか知りません。
働いている間私はどこの「購買部」も同じことをやっているんだろうと思っていました。
しかし会社を離れて他の企業の購買の方々とお話しすると、みなさん一様に「それ、購買の仕事??」と返されます。


KEYENCEは高付加価値企業だといわれます。その理由の1つに「粗利率が高い」ことを挙げる記事が多いです。
結果はその通りなんですが、私は体験者としてこう考えます。
仕組みややり方、考え方に「付加価値を生み出す工夫」が仕組まれている。


これから数回に分けて「購買部」で自分が携わった業務をお話します。
もし参考になることがあれば上手く活用して、いまのやり方に工夫を加えてみてください。

雑談を挟みながら「高付加価値な仕事」へ進めていきます。

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清水正樹
専門家

清水正樹(調達・購買のコンサルティング)

株式会社ロアゾー・ブラウ

基板から最終梱包まで、特に加工品に精通しており複数の仕入れ先を使ってコストダウンに貢献します。加工内容によっては日系海外工場を利用します。国内外企業との取引先は20年を越えています。

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