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清水正樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

59 輸出検査が厳しくなりました(情報追加)

清水正樹

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テーマ:海外調達

輸出検査の続報

国交省航空局の説明会で不明であったことをフォワダー(郵船航空)に問い合わせました。

わかったこと
 ・もともと輸出貨物は全数X線検査している。  (出国時のX線検査のように検査する)
 ・主にパレタイズした貨物の検査が強化される。

どう強化されるか
 ・複数小口で輸出するとX線検査だけで済むことが多く、このとき検査費用は発生しない。
 ・X線で内部を透視できない梱包は追加検査になる。
 ・パレタイズした貨物は、フィルムを剝ぎ取り荷解きしてETD検査、開披検査する。

検査費用 (郵船航空の場合)
 ・ETD検査の最低料金は2,500円 or 500円/箱 × 箱数。
 ・元の荷姿に戻すための荷造り費用(パレタイズ+フィルム包装の作業費)が請求される。
  ※積載に順番がある場合事前に指示しておかないと、適当に積まれてしまいます。


「強化」とはいえパレットを使わない輸出はこれまで通り検査費用は発生しません。
当社は7年以上海外企業と貿易していますが、パレットを使った輸出は船便しか経験ありません。

参考までに  船便で輸出する場合
 全数開披検査です。
 パッキングリストと内容物が完全一致しているところまでチェックされます。


ご参考まで。

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清水正樹
専門家

清水正樹(調達・購買のコンサルティング)

株式会社ロアゾー・ブラウ

実務サポートで「結果出し」にこだわります。調達先の選定、調達業務の請負にもお応えします。特に原価削減では実績ある海外仕入れの紹介だけでなく輸入業務を代行します。

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