52 ネット検索 ② - 侮るなかれ
マイベストプロには大勢の方が登録されていますが、その中で一番の注目を集めるのは並大抵のことではありません。
実際このサイトを介して当社のスキルで貢献できる企業さんとの出会いを期待していますが、それもなかなか実現しないのが現実です。
もっと楽な営業をさせろ
キーエンスがネット利用を本格化させたのは、営業の強い要望です。
それは、もっと楽してガンガン引き合いが取れる仕組みを作ってくれという声でした。
こうしてHP制作が始まり、各事業部が商品PRを充実させていきます。
いまでは商品説明以外のノウハウ、ハウ・ツー情報も配信しています。
私はいろいろな業界の企業サイトに登録して情報を集めていますが、一番役に立っているのはキーエンスの情報です。
とかく「営業力」に注目が集まりますが、ネットの活用も上手く『閲覧されることが大事』という点で既に多くの閲覧者を引き付けています。
そしてその内容を詳しく見た閲覧者は、そこで紹介された商品にページを進めることでしょう。
もう立派な営業マンです。
営業ツール
サイトは年中無休で、しかも無給で営業(情報発信)してくれるとても優秀なPRツールです。
誰にも邪魔されずいつでも情報にアクセスできる点でその良さを実感します。
さらに使い方次第ではとてもフレキシブルかつスピーディに情報更新できる点もスマートなツールです。
あとは検索者がどこからどういう検索ワードで自社サイトにたどり着き、HPのどこに関心を持っているか、そうした情報を把握して改良すればさらに閲覧者が増えるのは間違いなさそうです。
利用者目線で ~早く見つかれ~
ネット検索するとき、それは広い意味で「解決したいことがある」ときです。
できるだけ早く解決したいのでしっくりくるURLが一発で表示されて欲しいですが、なかなかそうなりません。
そして何度も用語を替えて検索を続けます。
そして”ここは!”と思うHPが見つかっても、欲しい情報にすぐにたどり着けないこともしばしばです。
最悪の場合HP閲覧を途中で止めて離れてしまい、一から検索しなおします。
これはもったいない。 せっかくのニーズを取り逃がしました。
私は在職中に数多くの新規取引先を見つけて口座を開設しましたが、ほぼ全てはネット検索でした。
そのころは自分なりにルールを持っていて、
・誤字、脱字が放置されている、
・古ぼけた写真を使っている、
・新規取引したい側から見た情報が掲載されていない、
そんなHP(企業)は全てスルーしました。
会社案内を紙から置き換えただけのHPがある一方で、売上増につながれと思いを込めたHPもあります。
この両者には明らかに訴求力が違います。
拙くてもいいです。
お金をかける必要もありませんが、見られるという意識改革が必要です。
前回紹介した加工業者(-ネット検索- 侮るなかれ ②)は、住所や社名を正しくするだけで大きく認知度が向上し新規の引き合いが増えました。
直接HPにアクセスした人以外にgoogle MAPを経由している検索者がこれほどいることが裏付けされました。
このケースでは入り口の情報を修正しただけで、HPには手をつけていません。
これが置き土産になりましたが、引き続き新規引き合いを増やして売り上げアップに繋げてほしいです。
せっかく用意したHP(集客)。
御社をしっかり見てくれるようHPの位置付けを見直しませんか。
サイト訪問者の動向調査などちょっと変化を加えてみたいというご要望がありましたら、ぜひ当社にお声がけください。
Webサイトを製作できる当社マーケッター(情報収集と分析が専門)がお手伝い致します。