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清水正樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

< 用語説明② 通関 >

清水正樹

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テーマ:海外調達

いま私は海外旅行から帰国しロビーに降り立ちました。
入国ゲートを出ると、いつも日本に戻ってきた-という実感が湧きます。

 さて私はどこで外国から日本へ入ったのでしょうか?

通関

人の場合は、入国スタンプを押してもらうイミグレ(入国審査)を通過するとそこから日本です。
その後「日本国内」で預け荷物を受取りし、土産物の税務申告を経て入国ゲートを後にします。


 では輸入貨物は?

 荷物も審査を受けて入国します。
 この“審査”が、税関で行われる「通関」と呼ばれる業務です。

  税関の仕事
   ・荷物に添えられた文書を精査し、
   ・必要に応じてX線検査、開帳検査(有料)を実施し、
   ・関税の有無、関税率を決定し、
   ・輸入消費税を徴収します。 ☜ 税関が徴収する


  輸入消費税をその場で支払わないと通関(輸入)出来ません。

  消費税納付が輸入の絶対条件であるため、クーリエ、フォワダーが立替払いします。

 支払いが完了すると、税関は輸入許可通知書を発行します。(リンク先は税関HPです)


 これで通関が完了しました。
 後日立替え費用を含めた請求書が送られてきます。

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清水正樹
専門家

清水正樹(調達・購買のコンサルティング)

株式会社ロアゾー・ブラウ

モノづくり企業向けに戦略的な調達・購買をサポートします。生産管理、品質管理、間接部門の業務効率化に精通。それぞれの現場で最適な進め方を提案し、キャッシュフローの改善につなげます。

清水正樹プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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