食いしばり、歯ぎしりの治療法
人間と同じく長寿化が進んでいるペットの犬やネコ。
可愛いワンチャンやネコちゃんの健康のためにも、歯とお口の健康は欠かせません。
歯石取りに定期的にメインテナンスに行っている方も多いのでは?
今日はそんなワンチャンのお口事情についてご紹介いたします。
犬の歯も生え変わる?
犬の乳歯は上下合わせて28本。
人の乳歯は20本なので、犬の赤ちゃんの方がたくさんの歯が生えています。
生後2ヶ月ほどで乳歯が生え揃い、4〜7ヶ月ごろに42本の永久歯に生え変わります。
犬やネコも歯周病になる!?
ワンちゃん、ネコちゃんのお口のトラブルで最も多いのはヒトと同じく歯周病です。
『うちの子がご飯を食べなくなったんです、、』
と飼い主さんが病院を訪れて、歯周病が見つかるケースもよくあると言われています。
「食べなくなった」のではなく、歯が痛くて「食べれなくなった」というわけです。
動物は自分で歯を磨けませんし、「痛い」とも言ってくれません。
このため、来院したときには歯周病が進行していることも多いそう。
3歳以上の犬猫ではヒトと同じく、85%以上が歯周病とも言われています。
ちなみにむし歯は犬猫ともにほぼゼロ。
これは動物はむし歯の要因となる砂糖を摂取しないためです。
ただし、人が食べるのと同じものを与えるとむし歯になってしまうので気をつけてくださいね。
歯周病の予防には?
ヒトと同じく、可愛いワンちゃんネコちゃんも歯周病の予防が肝心です。
まず、ご自宅で行なっていただく歯磨き。
柔らかい毛の犬やネコ用歯ブラシを使用してあげてください。
赤ちゃんの頃から歯磨きをして、慣れさせるのも大切です。
しかし、なかなか歯みがきをしてくれないワンちゃんも多いのでは?
そこで、舐めるだけで歯周病予防に!
BioGaiaのチェス君のはみがきも当院ではおすすめしております。
これは、最近腸活などで意識されていらっしゃる方も多い、バクテリアセラピーに基づいています。つまり、口腔内の細菌叢を善玉菌に変えていくというものです。
ロイテリ菌と呼ばれる善玉菌を、舐めるだけで摂取でき、歯周病や口臭予防にの効果的です。
当院でお取り扱いしておりますので、気になる方はぜひお問い合わせくださいね。
当院ブログでもワンちゃんの歯のトラブルについてご紹介しておりますので、よければのぞいてみてくださいね↓↓↓
犬によくあるお口のトラブル