第2回 特定技能サミット(東京開催)
2025年10月31日、創智国際学院にて、兵庫県建設業協会加印支部(加古川)の会員企業を対象としたセミナー「外国人材を自分の目で見て学ぶ」を開催しました。
このセミナーは、日本の建設業界が直面する人手不足や高齢化を背景に、外国人材の現状を正しく理解し、地域企業と留学生の相互理解を深めることを目的として企画、開催に至りました。
当日は、地元建設企業の経営者や現場監督など16名が来校し、日本語学校の学習環境や学生の生活の様子を視察しました。
説明会では、バングラデシュ・ベトナム・ミャンマー・ネパールなど出身の学生たちが流暢な日本語で自身の学びや夢を語りました。
参加者からは「皆さんとても真面目で意欲的」「将来の採用を前向きに検討したい」といった声が多く寄せられました。
来年2026年3月には、バングラデシュのダッカで「日本留学就職フェア」開催予定で、日本への進学・就職を希望する学生のための国際的な交流の場を設ける予定です。
今回のセミナーは、外国人材の“現場を知る”貴重な機会となり、参加企業と学生の双方にとって新たな気づきとつながりをもたらしました。
今後も様々な機会を通じ、地元企業の皆さんに、実際に学生と会って話してもらうことで、彼らの誠実さや可能性を感じていただければと思います。
そして、 こうした直接交流の積み重ねが、日本の建設業界の発展だけでなく、より良い多文化共生社会へとつながる第一歩にできればと思います。
創智国際学院は今後も、地域と世界をつなぐ教育機関として、多文化共生と人材育成の輪を広げてまいります。



