姫路市を拠点に、企業と人材のグローバル化をサポート（1/3）

中国やベトナムなどアジア諸国との事業発展・文化交流に尽力

　海外進出を考える中小企業や小規模事業所に向けてコンサルティングを行うほか、日本で就学・就労を目指す外国人を支援する「国際人財・技術交流推進協会」。理事長の平山裕康さんは日本語教師として長年の実績があり、現在3校目の日本語教育施設設立に従事するほか、豊かな国際感覚を生かして商社に勤めるなど、中国やベトナムといったアジア各国と日本の事業発展・文化交流に尽力してきました。

　「私の生まれ育った姫路市には中小企業がたくさんあって、従業員が2～3人の小規模事業所にも高い技術力があります。しかし、それらをうまくアピールすることができず、商機を逃しておられるところが多いようです。日本では、大企業が市場を占めていて、優れた製品が日の目を見ずに埋もれてしまうこともありますが、ほかの国ではチャンスがあります。町工場の発明品を世界に売り出し、地域経済の活性化を図りたいと思っています」

　平山さんは豊富な実務経験をもとに、企業のビジネスパートナーとして細やかにサポートしてくれます。「『アドバイスをするのは私、やるのはあなた』と、計画の実行を事業主さまだけに課するのではなく、一緒に実践していきます。展示会などでは、私が率先してブースの前に立って商材をセールスすることもあります。二人三脚でプロジェクトを進めていくことが、私のスタイル。御社のスタッフのように、じっくりとお仕事させていただきます」と平山さん。ある事業所の製品では、中国での販路拡大を目的に特許の国際出願のサポートからマーケティングリサーチ、現地での生産拠点の立ち上げまでを手掛けました。

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