英検【5大テーマ!!】予想トピック 論点整理 ①
4技能総合CEFR/英検CSEスコア/合格基準
2025年度から準2級と2級の間に新設される英検の合格基準は、1728~1980点の間のスコアです。 新設級の合格点のレベルは、CEFRに換算するとA2~B1です。
新設級の合格基準は、各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)を算出し、合格基準スコア(英検CSEスコア)に達した方が合格となります。
新設級の審査基準は
「身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」
ことです。 語彙や統語的構造などは2級より認知的負荷が低いものとし、準2級よりは抽象度が高い話題について、詳細で具体的な情報を処理する力を測定するものとされています。
英検の準2級は高校中級程度、2級は高校卒業程度とされています。 準2級から2級に合格するまでに2年近くかかることから、新設級の導入が発表されました。
[https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2024/pdf/20240209_info_2025newgrade.pdf]
今後、英語学習の進捗目安としておよそ次のように捉えればよいでしょう。
● 高1:英検準2級合格
● 高2:英検準2級プラス合格
● 高3:英検2級合格
上記の前提になるのが
● 中学英語 ≒ 英検3級合格
となります。
問題の質、学習効果を考慮すると
公立高校入試の対策としては、
英検3級の問題による学習が最適です。
共通テスト・中堅私立大学の対策としては、
英検2級の問題による学習が最適です。
間違っても共通テストの題材で英語力を
鍛える戦略をとるべきではないと断言できます。
共通テストは英検2級レベルの英語力を付けたうえで、
設問対策していくのが正しいのです。
我々英語講師にとっては自明の事柄ですが、
それゆえネット上でも注意喚起が十分に流布されてません。
英語学習にショートカットはありませんが、
絶望的遠回りは至る所に存在します。
このような基本を的確に抑えた指導を希望される方は
レッスン受講をお勧めします。
今後も英語学習に関わる情報、体験談を発信していきます。