英検1級(準1級)ライティング 攻略方法 その①
本記事は独学・国内学習による
英検1級保持者が書きました。
大阪府の人は知っているだろう。
偏差値の高い公立高校入試では、英検2級取得が事実上、必須になっています。
2023 高校入試時 英検2級所持 (受験者比率)
● 北野高校 95.4%
● 天王寺高校 84.8%
● 茨木高校 83.4%
● 三国ヶ丘高校 75.9%
全国の皆様。大阪府は「対岸の火事」ではありませぬ。
大学入試での土俵が「全国大会」となるためです。
上記の高校では高校1年生の1学期から、
英検2級合格者のための授業内容にならざるをえないのです。
「高1開始時から受験対策が始まる」と言って差し支えないのです。
僕は天王寺の駅前で教団に上がっていたので、そのことが肌感覚で理解できます。
大阪府立高校入試では2017年度から、
英検、TOEFL iBT、IELTS等の英語資格試験の成績を、
入試得点に反映できるようになりました。
英検の場合は2級を持っていれば80%、
準1級なら100%の得点を保障されます。
点数に置き換えると、英語の試験は90点満点だから英検2級なら72点、
準1級であれば90点で換算となります。
本番当日の英語試験の得点をだしたうえで、
高い方のスコアを保証し、合否判定材料にする仕組みです。
だからと言って、中学生が英検2級に合格するのはたいへんですよね。
普通に受験勉強して入試問題を解けるようになればよいはずです。
ところが、大阪府の高校英語問題には「難航不落のC問題」があり、
それを突破するよりも、英検2級の方がなんと圧倒的に楽ちんなのです。
英検2級が抜け道!
この「大阪府 高校入試 英語C」ですが、どれくらい難しいのか。
英検2級合格者でも6割を取るのは至難の業のはずです。
受験生を英検2級取得に誘導していると感じるのは僕だけでしょうか。
実際に確認しましょう。
[[https://www.pref.osaka.lg.jp/kotogakko/gakuji-g3/r03gakken_ippan.html]]
地域トップ高校の入試においては、
このC問題とのガチンコ勝負を回避する目的で
英検2級取得を抜け道にする受験戦略が常識化しているという背景があるのです。
事の是非は脇に置くとして、
英検2級合格が上記の高校への必要条件になっているという現状なのです。
そのうえで、受験生にとって悩ましいのは英検の問題形式リニューアルです。
英検2級対策は難度が上がるので、2級取得戦略におおきなリスクを感じるはずです。
英検2級の変更点を確認
ライティングで既存の「意見論述」に加えて「要約問題」が追加となります。
よって、この「要約問題」に対して中学生が対応できるか否か、
既に情報が錯綜しています。
結論を言っておきます。
「英検2級対策は難度が上がるがC問題よりも対策し易い」
このブログで今後、具体的な対策方法を示していく予定です。
これからも英語学習に役立つ情報を発信していきます。
[[http://mbp-japan.com/hyogo/english-work-out/]]