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ピアノの練習で大切な譜読みと暗譜(暗譜編)

矢橋高子

矢橋高子

ピアノを弾くにあたって、譜読みの次に大切なことは、暗譜です。
曲を覚える!・・と云われると、大変なことだと思うかも知れませんが、小さな頃からこの暗譜に慣れていると、
それほどの事ではことがわかります。
ピアノを弾くことは、左脳と右脳を同時に使います。また、左右の脳をつないでいる「脳梁」を知らず知らずのうちに使い、鍛えていることを「ホンマでっか!?TV」に出演されている澤口俊之氏が言われています。
脳梁は生まれた時からある訳ではなく、出生後に発生してきます。具体的には1歳ころから5~6年かけて左脳と右脳をつなぐ脳梁が完成してきます。その発達の仕方は環境によって様々だと云えますが、出生して幼児期をどう過ごすかは大変重要な事と云えます。
暗譜は譜読みをする段階から始まっています。ぼんやりと譜読みをするのではなく、どこに何が書かれているのかを読みながら、覚える作業を開始していきます。
右手だけのこのような楽譜から始めます。

バイエル

目で見て楽譜を見て、耳で自分の音を聴いて、両手でその音を弾いていくのは、小さな時から集中力を使う作業です。小さな時からそれを繰り返していくことで、その一連の流れは自然に習得できます。

次第に両手の暗譜へ


バイエル

脳梁を鍛える最適の手段と云えます。
そのためだけでは勿論ありませんが、「ピアノを弾く」と云うことはそれほど大きな物を子どもに与えてくれます。
機会があれば、是非一度ピアノ教室の体験レッスンを受けてみてください。

1年半から2年くらいでここまでの暗譜が出来ます。


バイエル

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矢橋高子
専門家

矢橋高子(ピアノ講師)

芦屋市のピアノ教室「カノンピアノ」

6歳半までの子供に向けた、絶対音感、音符の早読み、リズム叩きトレーニングを実施。個別カリキュラムによる音高・音大受験希望者向けレッスンも好評。レッスン室に2台のスタインウェイピアノを設置。

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