親の責任???

辻村豊

辻村豊

テーマ:日々雑感

皆様方、お世話になっております。日々雑感を綴っております。

スケボーを持った小学生が…

一昨日、地元のローカル線に乗っていた時のことです。
二人掛けの座席に小学生の男の子が一人座っていました。スケートボードを持っていましたので、どこぞのスケートボードの教室にでも行くのでしょうか?将来はオリンピックでも目指しているのでしょうか?
気になるは隣の席に荷物を置いていたことです。次第に車内は混んで立ち客が増えて来ました。ところが、スマホばかりに興じてお構いなしの様子でした。
声を掛けるべきか?いや、最近はややこしい時代だし…、とはいえや昔はここで声掛けをする大人がいて実際声を掛けられたこともあるし、などとあれこれ考えているうちに終点に到着し、何もせずにそのままでした。

親の責任?

結局親の責任と言えばそうなんでしょう。それを言い出すと、常時携帯ばかりを見ていて、同じ路線を毎日利用していると言えば…愚息です。上記小学生と全く同じことをやらかしているかもしれません。愚息の不徳は親の責任となり、人様のことを言ってられません。
更に数日遡ったある日、引きこもりの若者をケアしたりしている一般社団法人の代表理事をしている人と話をすることがありました。
引きこもりの原因について尋ねると、間髪入れずに『親が原因です。』と言い切ったのには大変驚きました。
どうやら多くが親の価値観を押し付けたことの反動が大きいようです。

農業が解決策?

引きこもりの対策として、ITの利用もあるみたいですが、農業などに取り組む方が陽に当たって健康的で持続性もあり、ずっと大きな効果が期待できるそうです。
ところが、農村では高齢者を中心に相変わらず先輩風ばかりが吹き荒れています。暇さえあれば昔話を聞かされ、自分たちは過去の出来事を知っている、というだけで偉いと思っているようです。また、若者を単なるマンパワーの道具としか考えず、今となってはほとんど意味のない行事に参加させようとしたりです。結局、若者の立場に立つことなど微塵もないようで、このあたりが難しいようです。

『子育て』と言えば簡単ですが…

てなことで、引きこもりも『子育て』の問題と言えそうです。知り合いに市会議員がいて、顔を合わせば『子育てをしやすい環境を作る』とばかり言っています。しかしながら、具体的に何をしているのか?よくわかりません。ただ、議会報告などのチラシを見る限りでは『補助金』のことなど、相変わずお金オンリーです。これは世の中全体に蔓延しているようです。
確かにお金は大切です。しかしながら、例えばこの『引きこもり』も子育ての延長線上にあるにもかかわらず、この問題に取り組む姿勢を示す政治家は皆無だそうです。要は『子育て重視政策』を行い、どのような世の中を目指したいのか?が明確ではないからでしょう。単に聞こえの良いことばかりを言って票を集め、一分一秒でも議員を長くやりたいからでしょうか?

だめだこりゃ!

そんなことも考えながら、先程リサイクル品や雑貨を販売している大きな店に行きました。レジには行列ができて、順番が来ると、空いたレジの店員が手を上げ、そこへ行く方式でした。前には母親と小学生の子供二人が並んでいました。母親はず~っとスマホを見ていました。順番が来て店員が手を上げても全く気が付かない状態でした。仕方がないので今度こそ声を掛けました。『あちらで呼んでますよ~』その母親、礼の一つはもとより、全く反応せず、そそくさとレジへ行きました。『だめだこりゃ!』

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辻村豊(技術コンサルタント)

合同会社 播羊化学研究所

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