ファンドラップのコストによる影響は
お客さまにお伝えしたいこと
- 個別株投資はリスクの高い運用
- 個別株には注意すべき点が多方面にあるので知らず知らずの内に損失が発生することがある
- 全てのリスクを単独の個別株だけで考慮するのは非常に困難
個別株投資は大きく稼ぐ手法として知られています。
株価が10倍以上になる「テンバガー銘柄」が世間で話題となったり、次のテンバガー候補銘柄をどのように探すか投資の記事で採り上げられたりしています。
その反面、個別株投資はリスクの高い運用でもあります。値動きが大きくなりやすく、決算が悪かったりその銘柄に対して悪材料が出た場合に大きく下げることもあります。
リスクが大きいのは個別株には注意すべき点が多方面にあるためです。
具体的なリスクを挙げていくと、個別株が所属する業種を代表に為替や原油価格などの外部要因に対する影響度合い、その銘柄が投資家にどのような特性(割安株 or 成長株など)として認識されているか等があり、加えて個別株特有の事象なども考慮する必要があります。
そのため、円高や金融緩和に対して輸出関連企業や銀行の業績悪化が懸念されたりすることで、知らず知らずのうちに損が発生したりするのです。
これら全てのリスクを単独の個別株だけで考慮するのは非常に困難なため、プロの投資家はリスクをポートフォリオ全体で管理する分散投資の仕組みを活用しています。
投資する企業を応援したい場合や換金できないような株主優待の恩恵を獲得したい場合などは個別株を選択する必要がありますが、あくまでも「楽しむ」範囲に留めて、資産運用の対象は分散されたポートフォリオを第一に検討することが王道であると考えます。
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