動画集客の方法ってどんなものがあるの?何が効果的?
「新千歳空港に着いたら、ニセコの宿までどう移動すればいいのだろう」「雪の日でも、駅からホテルまで歩けるだろうか」。北海道を初めて訪れる旅行者は、予約する前にこうした疑問を持つことがあります。
日本語のページをそのまま翻訳しても、元の文章にこの答えが書かれていなければ、翻訳後のページにも答えは出てきません。今回は交通案内と宿泊情報の書き方に絞って、旅行者が判断しやすい情報の組み立て方を考えます。
交通案内は「出発地点から玄関まで」を一続きで書く
交通案内でよく見かけるのが、「〇〇駅から徒歩圏内」「空港からバスでアクセス可能」といった書き方です。地元の人には十分でも、土地勘のない旅行者にはまだ分からないことが残ります。
案内を組み立てるときは、次の三つに分けると抜けが見つけやすくなります。
- 出発地点:新千歳空港、札幌駅など、旅行者がどこから来るのかを最初に示す
- 乗換:どの駅で乗り換え、どの路線や乗り場へ向かうのか。現地の案内表示と同じ名称を書き、英語ページでは日本語表記も添える
- 最後の区間:駅やバス停から施設の玄関まで。徒歩、送迎、タクシーのどれが使えるか
所要時間や運賃の目安を載せる場合は、利用する区間や交通手段、確認日を添え、最新の時刻表・運行情報を確認できる公式ページへのリンクも置きます。冬は天候によって状況が変わるため、「天候により遅れや運休が出ることがあります。出発前に公式情報をご確認ください」と一文添えておくとよいでしょう。所要時間を一律に何倍と見積もって書くのは避けるべきです。
送迎を行っている施設は、予約が必要か、何時から何時まで対応しているかを公式情報として明記します。あわせて、飛行機が遅れたときにどこへ連絡すればよいか、チェックインの時間に遅れる場合はどうなるかも書いておくと、旅行者は到着が遅れた場合の動き方をあらかじめ把握できます。
宿は「目的」と「移動」で選べるように書く
宿泊施設の紹介では「駅から近い」という表現がよく使われます。ただ、旅行者が知りたいのは距離の数字だけではありません。改善するなら、次のような情報を加えることが考えられます。
- 最寄り駅のどの出口から出るとよいか
- スーツケースやスキー用具を持って歩ける道か、坂や階段があるか
- 積雪時に歩道がどうなりやすいか、タクシーを使ったほうがよい場面があるか
複数の宿を比較するページでは、立地と旅の目的による違いを説明すると、旅行者が自分に合う宿を判断しやすくなります。たとえば「スキーを中心に過ごしたい」「札幌市内の観光を歩いて回りたい」「早朝の便に備えて前泊したい」といった目的ごとに、どの地域の宿が向いているかを説明する形です。
写真は「見た目」だけでなく「道順の判断」にも使う
外観や客室の写真は多くのサイトに載っています。一方で、旅行者が到着時に困りやすいのは、入口の場所、フロントの位置、送迎車の乗り場、駐車場の入り方といった点です。道順の目印になる建物や看板の写真があれば、初めての人でも迷いにくくなります。
写真には、撮影した季節と場所を短く説明として添えることをおすすめします。夏の写真だけを見て冬に訪れると、雪で景色が大きく変わり、同じ場所だと気づけないことがあるためです。使う写真は、自前で撮影したものか、使用許諾を得た素材に限りましょう。
翻訳したあとに確認したいこと
翻訳ページを公開したあとは、次の点を実際に操作して確かめます。
- ページ内のリンクが、翻訳先の言語ページではなく日本語ページに飛んでいないか
- 言語切替ボタンを押したとき、同じ内容のページに移るか。トップページに戻されないか
- 地図や公式運行情報へのリンクが正しく開くか
- 日本語ページを更新したとき、翻訳ページが古い情報のまま残っていないか
特に交通情報は、ダイヤ改正や冬季の運行変更などで内容が変わることがあります。ページに最終更新日を記載し、誰がいつ点検するかを決めておくと、情報が古いまま放置されるのを防ぎやすくなります。
当社が運営するサイトでの整理例
当社が運営する観光情報サイト「Northern Land Hokkaido」では、北海道の冬の交通ガイドを日本語と英語で公開しています。新千歳空港・札幌・小樽・ニセコの間の移動手段、宿泊拠点の考え方、飛行機が遅れたときに確認する事項を整理し、時刻や運行状況は公式の運行情報へリンクする形にしています。本コラムは交通ダイヤを案内するものではありませんが、情報の並べ方の一例として参考にしていただければと思います。
なお、Northern Land Hokkaidoには広告およびアフィリエイトリンクが含まれています。


