施主様の希望を汲んだ適切な対応ができる業者を選ぼう！

施主様の希望を汲んだ、適切な対応ができる業者を選ぼう！

　全国的に「ガーデン＆エクステリア」の設計や施工をしている事業者は星の数程いますが、北海道にも都市部を中心に決して少なくはありません。その中でどの専門業者に設計もしくは施工してもらうかは、結局施主様ご自身で決めなければなりません。
そのために必要な、いくつかの心構えをご紹介します。

　

永く付き合える専門業者に依頼する

　エクステリアやガーデン工事を通じて、私達専門業者は生涯に渡ってお客様とお付き合いすることになる・・・というのが私の持論です。なぜなら、私達は施主様に「エクステリア＆ガーデン」工事を通じて『夢の空間』を提供させていただいているわけですから、それを具現化させる過程で、施主様の生活環境や習慣を変えさせることになるかもしれないからです。したがって、私達プロは施主様のこれからの生活に「責任」を持たなければいけない立場なのだと思います。
よって、先ずは業者にそのような気概があるのかどうかを見定めることが一番大切です。

しっかりとしたプランが提示できてこそ「プロ」

　次に、施主様のアバウトなイメージを的確に表現できる業者かどうかを見極めることです。
施主様が私達デザイナーやプランナーとの打ち合わせをする際は、施主様から出てくるご希望の多くが大雑把なイメージ情報です。お客様はプロの設計家ではありませんから、それは仕方がありません。逆に、私達プロが施主様のご要望を的確に受け取り、具体的にカタチにしなければなりません。つまり施主様の意想を充分理解し、具体的に図示できなければ満足できるデザインやプランの作成は難しいでしょうし、逆にそれができる業者は信頼できるでしょう。最も、施主様が想像されているレベル以上のプランが提示できてこそ「プロ」といえるのですが・・・。

さらには、施主様の前で提示したプランが「なぜ○○なのか」「○○にしたいのであれば○○の方が良いでしょう」など、技術的・景観的・コスト的にきちんとわかるように説明できるスキルが業者（担当者）に備わっていなければなりません。
私達専門業者は、それができて初めて「専門業者」なのです。

建築と外構の技術は似て非なるもの！

少なくても、自分のデザインポリシーを持たずに施主様の言う通りに、何でも「はい、わかりました」と言う業者（担当者）は、ノウハウがある「プロ」ではないかも知れませんので、依頼時には特に注意したほうが良いでしょう。
また、最近ではハウスメーカーも住宅とともに外構工事を請け負う場合があるようですが、ほとんどの担当者は外構工事に詳しい知識を持ち合わせていない場合が多く、施主様が少しこだわった希望を言っても断られるケースが決して少なくはありません。

ハウスメーカーや建築業界には住宅のプロはたくさんいますが、ガーデン＆エクステリアに精通しているプロはあまり見かけません。それぞれの専門技術は似て非なるものですから、職種的にはこれも仕方がないことかもしれません。

こだわりの空間づくりを依頼する場合には、特に注意が必要ですね。


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