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一つの出会いから始まった「皆働社会」への思い

山田淳子

山田淳子

テーマ:皆働社会、日本理化学工業、函館市長

2026年9月6日、函館で「皆働社会の実現に向けたフォーラム」を開催しました。このフォーラムの背景には、私自身の一つの出会いがあります。
私はカリグラフィーアーティストとして、これまで紙だけではなく、さまざまな素材に文字を描く活動をしてきました。
約10年前、そんな活動の中で、ガラスに直接カリグラフィーを描くことができる画材に出会いました。
「ガラスにこんなふうに描けるんだ」
それが、私とその画材との最初の出会いでした。



実際に使ってみると、カリグラフィーの文字をしっかり描くことができ、発色も美しく、筆圧がなくても描けることに魅力を感じました。これまでとは違う作品づくりができることも、大きな魅力でした。
そこから、その画材を使ったアートの楽しさを伝える活動を始め、約10年前に本部認定講師となりました。
活動を続ける中で、私は次第に、画材そのものだけではなく、それをつくっている会社の取り組みにも関心を持つようになりました。
その会社が、日本理化学工業株式会社です。
日本理化学工業では、長年にわたり知的障がいのある方の雇用に取り組んでいます。
そして、そこで大切にされている言葉が、
「人は必要とされることで輝く」
という理念です。
この言葉に触れたことで、私は「働く」ということについて、改めて考えるようになりました。
働くことは、収入を得ることだけではない。
誰かに必要とされること。
自分の役割を持つこと。
人や社会とつながること。
障がいのある人も、ない人も、年齢や立場に関係なく、一人ひとりが社会の中で役割を持ち、必要とされる。
そんな「皆働社会」について、もっと多くの人に知ってもらい、一緒に考える機会を函館につくりたい。
その思いを5年間温め、仲間と話し合いながら準備を進め、2026年4月には実行委員会を立ち上げました。



そして9月6日、函館競輪場テレシアターにて、「働く喜びを全ての人に」をテーマにフォーラムを開催しました。
当日は、日本理化学工業株式会社代表取締役社長 大山隆久氏と函館市長 大泉潤氏をお迎えし、企業と行政、それぞれの立場から「皆働社会」について語っていただきました。
また、会場の外では、七飯町立大中山中学校と市立函館高等学校の美術部の皆さんが、「働く」ということを自分たちの目線でアートに表現してくださいました。



一つの画材との出会いから始まった「働く」ということへの問い。
それが多くの人との出会いにつながり、5年の時間を経て、函館で「皆働社会」について考える場となりました。
今回のフォーラムをきっかけに、「働くこと」や「誰もが必要とされること」について、一人ひとりが考える時間を持っていただけたなら嬉しく思います。
そして、こうした思いを共有する機会をつくることができたのは、多くの方のご理解とご協力があったからこそです。
関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。


お問い合わせ先
スタジオumi(うみ) 山田淳子
お問い合わせ:080-4505-0210
E-mail: info@studioumi.com
ウェブサイト: https://studioumi.com/
マイベストプロ(HTB北海道テレビ)
https://mbp-japan.com/hokkaido/studioumi/interview/
本件に関する取材や詳細情報については、お気軽にお問い合わせください。

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山田淳子
専門家

山田淳子(カリグラフィーアーティスト)

スタジオUMI

35年の経歴で磨いた技法と表現力で、カリグラフィーの魅力を函館の「スタジオUMI」から発信。対面レッスンに加え、2020年にはオンライン通信講座をスタート。Web会議ツールと動画配信による指導を行う。

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