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坂本俊隆プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

私が枝を一本切るために含まれている21の理由。

坂本俊隆

坂本俊隆

テーマ:庭木の剪定。

 よくお客様などから「この枝は私がてきとうに切ってもいいんでしょ?」や「ついでにその枝も切っておいて」と言われることがあります。
 そういわれると「てきとうに切ってもいい枝は一本もないのになあ・・・」や「枝を一本切るのにもそのなかにはたくさんの技術が詰まっているのになあ・・・」と思ってしまいます。
 そこで、いったい私は剪定で枝を一本切るときにいくつの理由を一瞬のうちに考えて行っているのだろうかと数えたことがあります。
その理由をあげてみます。
 枯れていないか?  
 病気にかかっていないか?  
 害虫が寄生していないか?  
 他の枝の生育のさまたげになっていないか?  
 この先将来、必要な枝になるか?  
 伸ばしたい方向の枝の芽はどの芽か?
 全体の樹形を乱していないか?  
 切り口がふさがり易い位置はどこか?  
 下の枝の日光をさえぎっていないか?  
 敷地の境界からでていないか?  
 電線に近づきすぎていないか?  
 家の壁にかかっていないか?  
 屋根に雪が積もった時に枝が邪魔をしていないか?  
 隣の木との共存はうまくいっているか?隣の木との関連で切るか切らないか、どのくらい切ったら   よいか?  
 この木の樹勢は弱っているか、旺盛か?  
 それぞれの枝葉の光合成が効率よく行えるか?
 一般的に支障枝といわれる枝でもこの木にとっては必要なのではないか?
 全体的に風通しがよくなっているか?
 新しい芽が出やすくなっているか?
 幹や根まで栄養分が生きわたるようになっているか?
 今後の木の生育がよくなるようになっているか?

 以上にように、私が枝を一本切るのには約21の理由が含まれています。
適当に切っていい枝は一本もありませんし、ついでに切るという感覚は私にはありません。
人によっては、ただ短く切るという一つだけの理由で行っている方もいるでしょう。
これは、その人の知識や経験、技術によって変わってきます。
 剪定には、また、どの枝を残すのかにも多くの理由が含まれています。
 最終的に剪定した樹木が今後よい生育ができることが目的になります。



 

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坂本俊隆
専門家

坂本俊隆(造園業)

坂本庭園

樹木医の知見を基に、樹種ごとの適期を見極めて剪定。光合成効率を考慮した枝の整理で根や幹に栄養を行き渡らせ、木が本来持つ生命力を引き出します。

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