試みる。。 ハウス無しのおたる綿栽培。。
露地植えのおたる綿とハウス植えのおたる綿の
収穫準備のため葉切り作業を収穫前に行います。
葉切り作業?。。なぜ!?。。
これは、長年いろいろ試して出来た結果です。
北海道の綿花栽培は温度と湿度に悩まされ
実が付くまでにアブラムシが発生し葉を
切り落として直ぐコットンボールのまま
収穫し室内でドライにしました。
弾けてくれるかと思いきや。。。
コットンボールが茶色くなり。。
すじは入りましたが。。
弾けてくれませんでした(~_~;)
どうしたらいいのか?。。
ふと!。。水分??。。
そう思い、翌年の収穫は。。
葉を付けたまま室内でドライに。。
すると!。。きれいに弾けてくれました!^^
この方法で何年か続けたのですが。。
その後の処理に苦労しました。
弾けはじめは葉の色とのコントラストが
とてもきれいでドライで楽しめるのですが。。
綿を収穫する時に葉のくずが綿にささり。。
ひとつ。。ひとつ。。取り除くのが大変でした(*_*;
ドライにする前に何か良い方法はないか??。。
収穫前に畑で綿花の葉を切って収穫すればどうかな?。。
また、翌年試してみました。
弾けてくれたのもありましたが
完全に弾けてはくれませんでした"(-""-)"
どうしたらいいのか?。。また考えました。
また。。水分!!??。。
収穫前に畑で綿花の葉を切り落とし。。
2~3週間そのままにして成熟させるのは?。。
また、翌年試してみました。
すると!!。。なんと!!。。
コットンボールのまま収穫して室内で
ドライにすると。。時間はかかりますが。。
ほとんど弾けてくれました!!♪(*^^)v
北海道は10月を過ぎると寒くなり
雪が降ってきます。暖かな地域なら
早い時期に弾け綿になりますが北海道は
弾ける前に収穫し室内でドライにしないと
綿になる事は難しいのでこの方法を考えました。
2021年9月下旬~10月中旬収穫まで。。
9月下旬。。
雨の降る前に小樽市民体験農園に露地植え
したおたる綿の葉切りをしました。
昨年はハラハラ、ドキドキの
露地植えを試みをしました。
今年はハウスと違い弾けることは、
これからの温度に期待は難しいですが、
昨年よりたくさん実を付けてくれました。
今年のおたる綿から採れた種を
来年に植えていくと。。
何年か経つと寒さに強いおたる綿の
種が出来て露地植えも可能になる。。
https://www.facebook.com/Hokkaido.menkasaibai/videos/3002958156582505
来年は畑ハウスの横にも露地植えを
してみようと考えています。
葉切り作業は残り畑ハウスです。
週明けには作業をはじめます!
10月中旬。。
小樽体験農園へ。。
露地植えのおたる和綿が弾けて
白い綿が顔を出してくれました♪^^
おたる米綿も弾けはじめているのが
あり、今が収穫時だと思い根ごと
抜き取り室内でドライにしています。
弾けるには少し時間がかかりますが
楽しみに待っています。弾けてくれますように。。
おたる綿収穫から5日目。。
地植えのおたる和綿が弾けてきました♪^^
昨年、露地植えして4本発芽したおたる和綿です。
やはり一早く弾けました。種が採れれば2年目の
露地植えおたる和綿の種になります。
居間と違い午後から日差しが入る室内で
これから寒くなりますが、ゆっくりと
弾けてくる様子がが観られます^^
次は。。おたる綿ハウス植えの様子です。。