おたる綿の露地植えとハウス植えの違い。。⑥
北海道では綿花栽培が難しいとされて
きましたが、近年の気候に伴い北海道
各地で綿花栽培が広がってきました。
昨年から予定していた北海道の綿「きたわた」
に北海道余市町の葡萄農家さんが綿花栽培の
試みをしてくれました。
2021年6月上旬。。
晴れの日は葡萄作業をされて雨の日は
ハウスでの作業をしているとお聞きし
一緒に綿苗植えの作業ができません
でしが、外作業の合間を見ておたる綿
の苗を植えてくれると言ってくださり
とても感謝です!
収穫までどうなるのか?。。
ワクワク。。ドキドキ。。
悩みながらの栽培になると思い
ますが。。それもまた楽しみです^^
2021年6月下旬。。
定植から15日目。。
おたる綿は丈も少し伸び。。
元気よく育っていました!
2021年7月下旬。。
北海道は毎日暑いには続いています。
約1ヶ月ぶりのおたる綿たちは丈も伸び、
ホウが出て元気に育っていました。
でも。。毎年の悩みが。。
アブラムシが発生してホウが大きく
なっていたおたる米綿を根ごと抜く
事になりました。
有機栽培の難しいところですね。
今年は暑く雨が降らないので植えた
葡萄の苗に毎日水やり作業をしながら
2日に1度の割合でおたる綿の水やりも
してくれて、アブラムシが発生したら
殺虫剤ではなく、どうしたら良いか考えて
栽培をしてみると言ってくれた葡萄農家さん
には有り難く、とても感謝です!
支柱の代わりに紐で吊る用意を
していました。次回また観に来る時は
花が咲いて実がついているのを楽しみに。。
2021年8月上旬。。
先日、お伺いした時は紐を支柱の
代わりにと準備をしていましたが、
紐が支えになり、おたる綿たちは
どんどん大きくなって、花がたくさん
咲いています。
コットンボール(実)が付いて来るまで
もう少しです。それまで元気に育って
くれる事を祈って。。
葡萄農家さん、ありがとうございます
2021年8月中旬。。
小樽ハウスのおたる綿に
アブラムシが付いて取り除いて
気持ちが落ち込んでいましたが。。
余市の葡萄農家さんから
嬉しい知らせが届きました!^^
おたる米綿のコットンボールが
付いて大きくなっています。
すじも入って、とても綺麗な実です^^
初めての栽培ですが、ここまでくれば
ほぼ成功ですね!素晴らしいです!!
弾ける事を願って☆☆
葡萄農家さん、有難うございます^^
2021年9月中旬。。
余市の葡萄農家さんから
おたる綿の画像が届きました。
苗植えから4ヶ月が経ち。。
その間には苗の育ち経過や水の与え方、
アブラムシ発生の処理法など所々に
メールのやりとりや実際に現地ハウスに
行って観させてもらったり。。と初めて
綿花栽培に取り組んで頂いて出来た
おたる綿が弾け綿になりました!^^
収穫まであと1ヶ月半。。
弾かないままでの収穫もあると
思いますが、綿づくりは成功しました!
葡萄農家さんには葡萄収穫の最中、とても
有り難くとても感謝です。
2021年10月1日には収穫までの最後の作業に
行ってきます。長年、いろいろと試しながら
収穫をしてきましたが、畑で綿花の葉切りを
して2週間~3週間程度畑で成熟させて収穫し
ドライにすると良い状態で弾けてくれます。
これも、その年によって変わってきますが、
北海道ではこの状態が良いようです。
変わりつつある北海道の気候に伴い、暑い地域で
出来る綿花が北海道で出来てきているという事が
確実になってきていますね^^
次回は。。
おたる綿の露地植えとハウス植えの違い。。です。