病気を治す? 体を治す?
漢方では、感情を「木火土金水」の五つのカテゴリー(五行と言います)に分類しています。不安はその中の「水」に配当される「恐れ」の感情の一部として考えます。また、五行では「水」を主る臓器を腎臓と定義しており、腎が弱ってくると不安の感情の制御も不安定になってきます。
腎を弱らせる原因としては、ストレスや睡眠不足、過労や生活の不摂生などがあります。また、加齢や長期間の病気も腎虚を引き起こす要因となります。腎虚になると免疫力も低下し、風邪が長引いたり腰痛や膝痛が慢性化したなど病気が治り難くなります。
不安感を改善するためには、腎を補ってあげることが必要です。腎を補う漢方薬を使うことも一つの方法ですが、他にも以下のような対策があります。
•適量の天然塩の摂取(取り過ぎと水分補給には注意してください)
•運動による血流改善
•体を冷やさないようにする配慮
•生活習慣の改善
これらの方法を実践することで、不安感を低下させることが期待できます。
不安を感じやすい方は、ぜひ一度試してみてください。
また不安感を漢方薬で改善したい方は是非「つばさ薬局」にご相談下さい。