個人ブランドの魅力ある商品とは
起業は誰にでもできる。問題はその後だ
ブランドや事業を立ち上げることへの関心は、近年ますます高まっています。SNSで商品を発信して販売する手段が整い、小ロットでの製造も以前より現実的になった今、「自分のブランドを作りたい」という思いを持つ方は増えています。
しかしビジネスの立ち上げは誰にでもできます。本当に難しいのはそれを継続することです。
私は広告代理店に15年以上勤め、グラフィックデザイナーとして数多くの販促現場に携わってきました。ターゲットを明確にした広告運用、消費者の心理を捉えたマーケティング戦略。そうした知見を積み重ねながらも、実際に自分でブランドを立ち上げ、運営し続けることの難しさを身をもって知りました。
「このビジネスを何としても形にしたい」という情熱がなければ、激しい競争の中で生き残ることはできません。だからこそ私のコンサルティングでは、話を聞いて熱意やビジョンが弱いと感じたときは、「やめた方がよい」とお伝えする場合もあります。相手の資金や時間を守ることが、伴走者としての誠実さだと考えています。
「好みのバイカー向けアパレルがなければ、自分で作ればいい」。JEWEL'D SONの始まり
私がブランドを立ち上げたのは40代半ばのことです。友人の勧めで中型二輪の免許を取得し、バイクの世界に魅了された私は、「おしゃれをしてバイクに乗りたい」という思いを抱くようになりました。しかし好みのアパレルが見つからず、自分で作り始めたのです。
それをSNSで発信したところ、「それが欲しい」という声が全国から届くようになりました。受注生産スタイルで、Tシャツ、アウターなど、色・デザイン・プリントの配色も選択可能。ステンシルやアイロンプリントを一着ずつ手作業で施す「JEWEL’D SON(ジュエルドソン)」は、手仕事ならではの味わいを大切にするアメリカンカジュアルブランドとして、バイカーを中心に育ってきました。
2021年には長年勤めた広告代理店を退職し、祭事の出店などで培ったノウハウを活かして「クレープパーラーJewel」を開業。2024年には「JEWEL'D SON」の実店舗も苫小牧市内に開設しました。二つの事業を並行して手掛けながら、広告マン時代の戦略眼を活かした独自の経営スタイルを確立しています。
コンサルティングで伝えるのは「理論と実体験に基づいた起業の勘所」
2026年から始めたコンサルティングサービスでは、広告代理店での販促ノウハウと、自らのアパレルブランドおよび飲食店経営の実体験を組み合わせた支援を提供しています。
具体的には、小ロットでの商品開発から、InstagramなどのSNSを活用したファンづくり、プロ視点でのチラシ作成や広告運用まで多角的に助言します。私のコンサルティングは制作代行ではなく、判断・設計・進め方に重点を置いた伴走型サポートです。作る前に「進む/止める」を判断するところから関わります。
なけなしの資金を無駄にさせない。この姿勢が、私のコンサルティングの根底にあります。理論だけでも、体験談だけでもない。両方を持つ者だからこそ伝えられることがあると信じています。
自分の意志で働く楽しさを、次の挑戦者へ
独立してから二つの事業を並行して手掛ける毎日は非常に大変でした。自由に使えるお金も、会社員の頃に比べれば減りました。それでも毎日が楽しくて仕方がない——この感覚を、挑戦する多くの人に味わってほしいと思っています。ブランド立ち上げや起業を検討されている方は、まずはお気軽にご相談ください。



