問題解決の極意 - 目標設定と現状分析に基づく実践的アプローチ
皆様いかがお過ごしでしょうか?
株式会社島屋中崎と申します。
Youtubeを制作したり、ホームページのディレクションをしたり、エマジェネティックスⓇの講師を務めたりしております。
今回は、「人によって学習の動機づけが違う」というテーマです。
体調不良の中、簿記に挑戦した2ヶ月
私は年始に簿記3級と2級を取ると決めて、勉強を開始しました。
試験日は2月26日(日)だったため、約2ヶ月しかありませんでした。
もともとは、簿記3級は勉強していたため、いけるだろうと踏んでおりました。
(実は11月に3級を受験をしようと勉強していたのですが、試験前日に申し込みをしていないことが分かり、断念!笑)
そこで猛勉強を始めようとした矢先…
寒さの影響か、がっつり体調を崩してしまいました。
それでもめげずに、「そんな状況の中で、合格できたらすごい!」というモチベーションで取り組みました。
そして、無事試験を終えたんですが、出来はまぁまぁ…
合格できるかは微妙ですね。
ですが、こんな状況の中でどうして自分がやる気に満ち溢れていたのか?
これは深掘りする価値はありそうだと思い紹介します。
プロファイルから読み解く
ではエマジェネティックスⓇプロファイルからすると、私のどの思考特性や行動特性が影響しているのでしょうか?
私は、コンセプト型利き脳で、柔軟性左寄りです。
コンセプト型・・・新しいことが好き、やってみることで(失敗から)学ぶ、独創的なアイデアが浮かびやすい
柔軟性・・・異なる状況や変化を受け入れようとするエネルギーの違い。柔軟性左寄りは、自ら企図したわけではない変化を求められた時に、できるだけ現状維持していこうとする傾向がある為、周囲からは、現状維持を強く望むように見える。対して右寄りは、自ら企図したわけではない変化を求められた時に、あまりストレスを感じることなく受け入れてしまう傾向があり、周囲からは、どんどん変えていこうとするように見える。
こちらの傾向より、以下のことが読み解けました。
- ・簿記を受験すると決定するとエネルギーが出る。体調不良でも一度決めたことはなるべく変えたくない!(柔軟性左寄り)
- ・1ヶ月半という短い時間で、独学での合格は難しいと言われているが、それができたらすごい!やってみたい。(コンセプト型)
私自身強く当てはまっているなぁと実感しています。
今後自分の学習の機会があれば、自分の傾向を逆手に取り、活用していきます!
人によって学習への動機づけが異なる
エマジェネティックスⓇプロファイルを見ると、学習への動機づけの指針のようなものがある程度分かります。
以下は、エマジェネティックスⓇ基礎知識強化セミナーより一部抜粋しました。
分析型・・・役に立つWebサイトは?この問題をより深く学ぶために必要なことは?
構造型・・・どこから始めるべき?この出来事はいつ、どこで起こったのか?
社交型・・・リーダーは誰だろう?人々に何が起きたのか?どんな文化だろう?
コンセプト型・・・これらの情報が今までの知識と結びつくと何が起こるだろう?
このように、特性によって学習への動機づけが異なるという点を理解すると、勉強にどう向き合っていくか、一つのものさしができます。
例えば、新入社員研修等で、プロファイルが分かっている場合、
- 構造型利き脳の社員が多いから、より学習プロセスを明確にしていこう
- 社交型利き脳の社員が多いから、人に関するワードを多く入れた資料を作ろう
といったように、傾向と対策が見えてくるわけです。
つまり人によって学習への動機づけが異なるので、プロファイルに合わせて対策していくとうまくいきやすい、ということなんですね!
ということで今回は、「人によって学習の動機づけが違う」というテーマでお話しました。
本ブログを通じてエマジェネティックスⓇの魅力を伝えるとともに、皆様が日々の仕事の中で抱えている悩みについて、少しでも解決の糸口になっていただければ非常に嬉しく思います。
それではまた次回のブログでお会いいたしましょう!