まちと添って生きることから、詩をつくる

先日、高校生の研究相談で学校を訪れました。
出発前、実家から対岸にある高校を眺めていました。
今日はそこへ、高校生が通うルートをたどって向かいました。
いつもはこちら側から見ている場所。
実際に向こう側へ行ってみると、当然ですが、見える風景は変わります。
高校生の研究内容について話を聞き、
一緒に考える時間は、とても有意義でした。
その途中、ふと教室の窓の外を見ました。
遠くに瀬戸内海が見えます。
その風景を見ているうちに、
自分が高校生だったころ、教室から外を眺めていたことを思い出しました。
当時も、授業のことばより、
窓の外にある山や空、町のかたちを見ていたのかもしれません。
見る場所が変わると、
同じ町でも、見えてくる関係が変わります。
旅に出たときもそうでした。
違う場所に立ち、比べてみることで、
それまで当たり前だった風景の「かたち」に気づくことがあります。
ちょうど先日、
「なぜ、詩と写真の個展をひらくのか」というブログを書きました。
子どものころから、ことばより先に「かたち」に目がいっていたこと。
建築、旅、まち、詩が、自分の中でどうつながってきたのか。
今回、教室の窓から風景を眺めながら、
またそのことを思い出しました。
建築やまちを考えるとき、
新しいものをつくることだけではなく、
まず、そこにあるものを見ること。
そんな「かたちを読む」ことについて、
ブログに書いています。


