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コラム

指輪を作る過程も大切な思い出に

2012年4月28日

テーマ:ハンドメイド

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

ハンドメイドの婚約指輪や結婚指輪を作らせていただいたお客様から「指輪を頼んでから、出来上がるまでの過程がとても良い思い出になった。」や「二人で協力して何かを作り上げるという気持ちになった。」というお声を多くいただきます。本当に嬉しいお言葉です。

そう言っていただいたお客様というのは、お作りした指輪にとても愛着を持ってくださいます。
注文してから出来上がるまでに、だんだんと自分たちの指輪が出来上がる過程を見ることで、どんどん「自分たちの指輪が出来上がる」という実感を感じて、完成までに深い愛着を持って下さるようです。本当にお二人にとっても私たちにとっても、そして指輪にとっても「幸せなことだなぁ」と思います。

ハンドメイドの指輪には型はありません。すべてがご注文いただいたお客様のためだけに、一から手作りされるものです。ですから、世の中にまったく同じものは二つと存在しません。そしてご注文いただいてから、出来上がるまでに、「仮作り」と呼びますが、製作途中の実物を手に取って、試着していただいて、修正や微調整をかけていきます。サイズやボリューム、デザインはもちろんのこと、カーブの具合や横の指への当たり具合など着け心地に関わる部分まで、ご要望に応じて微調整します。そうしてイメージ通りに仕上がっていくので、お客様から冒頭のようなお声を頂戴できるのだと思います。

婚約指輪や結婚指輪に限らず、記念日のオーダージュエリー作りでもハンドメイドの場合は同様の過程を踏みますから、とても幸せな体験をなさるのです。これが品質面だけでないハンドメイドの大きな魅力です。

これからも出来上がる過程までもがお客様の思い出に残り、そして末永くご愛用していただけるジュエリー作りをしてまいります。

この記事を書いたプロ

倉迫貴一

ジュエリーリフォームとオーダーメイドのプロ

倉迫貴一(KOUKI倉迫(有限会社 コウキ倉迫))

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