婚約指輪の相場は給料の3ヶ月分？

前回は婚約指輪はなぜプラチナか？についてお伝えしましたが、今回は婚約指輪の相場についてお伝えしたいと思います。

皆さんは婚約指輪の相場といえば、「給料の3か月分」という話を聞いたことがありますか？以前、といっても20年以上前ですが、テレビCMで「婚約指輪は給料の3ヶ月分」というキャッチコピーで宣伝されていたため、そのキャッチコピーが語り継がれ、現在でもそのような認識をお持ちの方が多くいらっしゃるようです。

実際のところ現在の婚約指輪の相場はどうなっているのでしょうか。2009年の相場では以下のようになっています。

広島県平均：335,000円
全国平均　：362,000円

最も高い首都圏でも392,000円となっています。(全て結婚情報誌ゼクシィ調べ)

これらのデータでもお分かりのように現実的には給料の3ヶ月分といった婚約指輪はごく一部です。実際にそのような相場であったのはバブル期までだと思われます。しかも、これらはあくまでも平均値であり、実際に広島県で最も販売されている価格帯は20万円～30万円のようです。実際、当店でも最もお求めいただくのは20万円～25万円の間が多いです。15万円～20万円の価格帯でも十分に美しい婚約指輪をお作りすることができます。

婚約指輪の相場は相場として、あくまでも目安でしかありません。月並みかもしれませんが、男性がこれから結婚しようとする女性に婚約指輪を贈るというその行為そのものに価値があると私は思っています。