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『事業承継・引継ぎ補助金について』 …事業承継・引継ぎ補助金の6次公募が始まりました。

石田雄二

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テーマ:銀行融資・補助金

令和4年度補正予算による事業承継・引継ぎ補助金の6次公募
の交付申請受付が令和5年6月23日から始まりました。
申請期日は令和5年8月10日です。
この補助金は、中小企業者や個人事業主が事業承継、事業再編
およびM&A等を契機として新たな取り組みを行う事業等につ
いて、その経費の一部を補助してくれるもので、「経営革新事
業」、「専門家活用事業」、「廃業・再チャレンジ事業」の三
つがあります。
前回の5次公募で申請件数が最も多かった「専門家活用事業」
について、概要をみておきましょう。

■補助対象者
補助対象者は、日本国内に拠点を置き、日本国内で事業を営む
中小企業者および個人事業主です。

■補助対象類型
専門家活用事業には、次の2つの類型があります。

(1)買い手支援型
事業再編・事業統合に伴い株式・経営資源を譲り受ける予定の
中小企業等を支援する類型。

(2)売り手支援型
事業再編・事業統合に伴い自社が有する株式・経営資源を譲り
渡す予定の中小企業等を支援する類型。

■補助対象事業
以下に該当するものが補助対象事業となります。

1.買い手支援型
(1)事業再編・事業統合に伴い経営資源を譲り受けた後に、
シナジーを活かした経営革新等を行うことが見込まれること。

(2)事業再編・事業統合に伴い経営資源を譲り受けた後に、
地域の雇用をはじめ、地域経済全体を牽引する事業を行うこと
が見込まれること。

2.売り手支援型
地域の雇用をはじめ、地域経済全体を牽引する事業等を行って
おり、事業再編・事業統合により、これらが第三者に継続され
ることが見込まれること。

■補助対象経費
謝金、旅費、外注費、委託費、システム利用料、保険料、廃業
費(廃業支援費、在庫廃棄費、解体費、原状回復費、リースの
解約費、移転・移設費用)等が対象となります。
※委託費のうち、中小M&Aの手続進行に関する総合的な支援
に関する手数料に関しては、「M&A支援機関登録制度」に登
録された登録FA(ファイナンシャルアドバイザー)・仲介業
者が支援したものに限り補助対象経費となります。

■補助金額等

1.補助率
(1)買い手支援型:補助対象経費の2/3以内
(2)売り手支援型:補助対象経費の1/2以内
※物価高等の影響により営業利益率が低下しているか、直近決
算期の営業利益または経常利益が赤字の場合は2/3以内にな
ります。

2.補助上限額:600万円(補助金額が50万円を下回る場
合は申請できません。)
※事業の廃止等を伴う場合は廃棄費用を150万円まで上乗せ
できます。

詳しくは、事務局ホームページをご確認ください。
https://jsh.go.jp/r4h/

〇補助金に関するご相談は銀行融資プランナー協会正会員事務
所である当事務所にて承っております。
お気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

■お問い合わせ先
【 石田雄二税理士事務所 info@kaikeisanbo.com 】

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石田雄二(税理士)

石田雄二税理士事務所

単に安いだけでなく、創業後の会社の管理体制構築までサポートします。また、税理士だけでなく、社労士も在籍しているため、助成金の獲得支援を強みとしている点も好評です。

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