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石田雄二(いしだゆうじ)

石田雄二税理士事務所

コラム

中小企業庁の統計から見る倒産の原因と対処法

銀行融資・補助金

2018年5月16日

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『中小企業庁の統計から見る倒産の原因と対処法』
…財務面の強化により回避できた倒産もあるはずです。
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中小企業庁のホームページには、様々な調査の報告や統計が公
表されており、経営のヒントにしたいものも多くあります。今
回は平成30年2月15日に公表された「原因別の倒産状況」
について財務面から見ていきます。

◆中小企業庁ホームページより
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/tousan/index.htm

統計を見ると、平成30年1月の倒産の件数は635件となっ
ており、原因の内訳は以下のとおりです。

1位:販売不振 451件
2位:既往のしわよせ 72件
3位:連鎖倒産 31件
4位:過小資本 24件
5位:放漫経営 20件
6位:売掛金回収難等その他 37件

最も多い倒産の原因は販売不振です。最後まで顧客のニーズを
満たせる商品やサービスを提供できなければ、倒産は免れませ
んが、資金調達により時間を稼ぐことはできます。もう少し時
間があれば上手くいったかもしれない・・・となる前に、可能
な限りの資金調達をしておくことをおすすめします。

次に多い倒産の原因は既往のしわよせです。過去からの不振が
徐々に積みあがって倒産に至ったというケースです。事業のラ
イフサイクルが衰退期に入ると、徐々に売上高や利益が減少し
始めます。急激に落ち込めば切実な問題として認識できますが、
単年度の落ち込みが数%程度だと、「来年こそは頑張ろう!」
で終わらせてしまいがちです。数%の落ち込みでも、それが5
年続けば数十%になりますので、気がついた時には対処のしよ
うがない状況になっています。事業のライフサイクルによる落
ち込みは、分かっていても対処が難しい問題ですが、財務分析
等により、自社の状況を的確に把握しておけば、早い段階から
切実な問題として認識することができます。

原因の4位となっている過小資本も、財務が貢献できる可能性
があります。過小資本の問題は、やろうとしている事業と必要
な資金の読み違えです。事業を軌道に乗せるために必要な資金
を読み違えたり、自社の資金調達力を読み違えたりすると、必
ず途中で資金ショートを起こします。財務の知識があれば、読
み違える幅は必ず小さくできます。

一定の売上が立っているにも関わらず、財務面の不足により倒
産に至っているケースは少なくないように感じます。社長様が
考えておられる事業計画を財務面から検証させていただきます。
是非、ご相談ください。

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